結成15周年・メジャーデビュー10周年を機に敢行された海外ツアーを記録したドキュメンタリー。今回訪れたのは台北・シンガポール・ロサンゼルス・ロンドンそしてニューヨーク。各国それぞれの反応にお国柄があらわれる部分を面白く感じながら、マニアックなファンというのはどこの国においても共通した独特の匂いを持っているもんだなと思わず苦笑してしまったり。
Perfumeグッズで身をかため日本語で歌い踊るファンなどは当たり前、本人たちを前に必死で覚えた日本語で一所懸命自分の思いを伝えるニーチャン、ついにこの目で見た本物の彼女達にずっと涙ぐんだままの女の子、いままで何度となく見てきたどこかの国の“外タレ”にたいするリアクションがそっくりそのままそこに展開しているのには妙に感動してしまった。
あえてケチをつければこの手の音楽ドキュメンタリーによくありがちな、メンバーそれぞれが語るやや自意識過剰気味のインタビュー、そして近藤春菜(ハリセンボン)が担当したナレーションはあえて思い切ってカットしたほうがよかったのでは。すべて映像と巧みな編集で一気に見せていったほうが、この映像作品自体が海外向け仕様として十分成立するのではなんて思った。
すべてのライブ場面に共通して描かれていたのは、会場のボルテージが最高になるオープニングの瞬間。この一瞬だけは何度くりかえされてもホントに興奮。こういう映画作品は熱心なファンだけが集まるとわかってはいるものの、ラストシーンでのメンバー3人の涙にもらい泣きしたのか、周りから女性ファンのすすり泣きがいくつも聞こえてきたのにはちょっとビックリしました。
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