「50(歳)そこそこでこんな(病気のこと)のになっちゃったの?!そりゃ大変だよな」執刀医の先生が3月で病院を去り、新たに私の担当となった先生は完璧なまでに関東の人間だった。関東のひとが親しみをこめてくだけたものの言いかたをしたとき、往々にして関西人にはそれがとても高慢に聞こえるときがある。過去何度も経験しているから免疫はできているつもりだったんだけど。
ところが今回は医者と患者という関係、ものの言いかたに“エリートの上から目線”というフィルターがかかる。頭頂部はけっこう薄くなっていたけど、ほぼ私と同世代、ひょっとしたら年下かもしれないその先生は最後までタメ口を貫いた。おそらく心臓外科なんてジジババ患者ばかり、数少ない同世代がやってきたもんだから、ついくだけたもの言いになったのだろう。
「タバコは全然やらないし、お酒はずっとやめてるって、どうやってストレス解消してんの?」およそ医者とは思えない言葉も飛びだした。参考になると思い退院後の血液検査結果一覧を持参すると退院直後の悪玉コレステの数値を見て出た言葉が「へえ〜すごいじゃん」だった。そういえば横浜の人間なのかけっこうじゃんをくりかえしていた。ジャンジャンって焼肉のタレか。
まあこちらの大阪弁もけっこう野卑に響いてるかもしれませんけどね。レントゲン・心電図とも健康なひと以上に結果良好、したがって次回検診は1年後の2016年4月7日、CTスキャンを撮るということに。スキャンをくぐることよりあの先生と対面することにいまから気が重い。スキャンしたいのは先生の頭の中。こんな半年検診が終わりました。
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