本来ならところ狭しとならぶ当時の海外ツアーで使用したライブセットの前にもっとたたずんで、あのころの最新機材のディテールをとことん味わうべきなんだろうけど、こちら楽器類にはまったくうといものだから「ああ、この山のような機材はいま両手で抱えることができるくらいコンパクトに進化してるんだろうな」ぐらいの感想しかいえないのが自分でもはずかしく…。
そう、やっぱり当時のレコードジャケット・ポスター・ツアーパンフ・チケット等で表現されたグラフィックの部分に興味をいだいてしまう。デジタル時代に突入していたようでレコード盤はじめまだアナログな部分も残っていたころ。会場でずっと流されていた海外ライブの様子は、もう何度も観てるにもかかわらず、やっぱり足をとめて見入ってしまった。
そして懐かしい映像を観つつ、高校のとき文化祭のステージで長い髪をふり乱し汗だくで「これがロックだぜ!」とばかり叫んでいる奴らを見て、なんてカッコ悪いんやろう、オレやったら最新機材を集めて学生服に身を包み無表情のままクールな演奏をするけどな、なんて考えていたことを思い出した。まあこれは何ひとつ楽器ができない人間の戯言にすぎないんだけど。
それはあきらかにYMOのイメージを拝借していたわけです。学生服というのは彼らの人民服ファッションよりエルヴィス・コステロの影響か。それはともかくリアルタイムで体験した現象をふりかえることは自分自身をふりかえることにもなるわけで…。なんだか真っ当すぎる結論ですいません。会期はこんどの日曜12日まで。トークショーやライブ上映等イベントもあるみたいです。
YMO楽器展HP↓
http://ymo-synth.com/
ログインしてコメントを確認・投稿する