大阪におけるサテライト会場がわが地元・あべのアポロシネマになっていたということで初めてこのイベントを知った次第。メイン会場の東京ではけっこう大きな規模で開催中のようだけど、こちらでは「家路」そして「その街のこども 劇場版」の無料上映のみ。“映画というメディアを通じ、3・11以降の暮らしや社会を考え合うきっかけを作る”というのがこのイベントの趣旨。
上映プログラムを見ると、3.11を描いた映画作品はこの4年間実に多く作られたなとあらためて感じる。あの大きな出来事を目の前にして、自分の思いをカタチにしたいというのはクリエーターたる映画人なら誰しも思うこと。たしかに強い意思のみだけが先行しすぎて、ひとつの映画作品としては生煮えのままだったようなものもいくつか見られたけど。
たとえば今回アポロシネマで上映された「家路」(2014年作品・久保田直監督)にしても、あの結論付けにたいし、現実と直面している福島のひとたちははたしてどう思ったのだろうか、禁じ手とまではいわないけどちょっとムリがあるのでは、なんて思ったのも事実。まあ“考え合うきっかけを作る”という意味ではこれでいいのかもしれないけど。
これだけ関連作品がならんでいれば、さまざまな切り口による3.11を感じることができるわけで、今後も毎年続けていただければと思う。3.11というのは日本人すべてが今後もずっと背負っていくテーマのひとつ、太平洋戦争に関する映画作品がそうであるように、これからもいろいろな角度から数多くの作品が創られていくことだろうし。
↓3.11映画祭HP
http://311movie.wawa.or.jp/
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