もちろんこれは最大の皮肉と嫌味。これだったら最初からなかったほうがよかったと思っているひとも少なからずいるのでは。”坂上忍の、坂上忍による、坂上忍のためのボウイ特集”というか、”屈折する坂上忍芸能人生の上昇と下降、そしてスタジオから聞こえる笑い声”というか。サブタイトルが「坂上忍 極私的ボウイ論」、まあその通りだったんだけど。
まあ土曜の夜という時間帯、地上波レギュラー番組30分枠ではこのあたりが限界なのかな。そもそもなんでこの時期にボウイ?という違和感がありましたからね。来日がきまったとか新譜が出たとかなら別だけど。だったら坂上忍起用の是非はともかく、2年前に沈黙を破ったときとか、あるいは昨秋のベスト盤リリースに合わせて特集してほしかった気がする。
従来のフォーマットによる「SONGS」では、デヴィッド・ボウイという名前だけでは弱いと判断されたんでしょう。そこで過去この番組に取りあげられた海外組をさかのぼって調べてみました。テイラー・スウィフト/レッド・ツェッペリン/アバ/ポール・マッカートニー/ベンチャーズ/エルヴィス・プレスリー/サンタナ/サラ・ブライトマン/ノラ・ジョーンズ/ビーチ・ボーイズ(過去3年・直近10組)。
たしかに客観的にこの面々と比較すると、人気・知名度においては(とりあえずイマの日本では)ボウイは劣りますけどね。それでもあそこまで坂上忍の芸能人生とオーバーラップさせる必要があったのかどうか。彼の起用がボウイの新しいファン開拓につながるのかどうかも疑問だし。こんどはボウイ来日が決まったときにでも、もっとスッキリしたかたちの特集が見たいですね。
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