「来年こそは日本人力士の優勝が見たいものですね…」シメの言葉こそずっと変わらないけど、出演メンバーのほうは一新されていた。NHK「大相撲この1年」、角界のご意見番・北の富士はそのままながら、舞の海・デーモン小暮閣下・やくみつるというこれまでのおなじみに代わって、今回は能町みね子と松村邦洋、そして力士ゲストとして嘉風が出ていた。
相撲人気にようやく明るいきざしが見えてきたせいか、昨年までにくらべてなごやかな感じのスタジオだった。そういえばここ数年、この番組は出演メンバーが角界の現状に不平不満を並べてばかり、そして沈んだりよどんだりした空気ばかりを醸成していたものな。相撲を楽しもうという雰囲気にあふれたつくりになっていたのはうれしい限りです。
…などという感慨にひたっているころ嫁ハンは高校の同窓会があるからと言って出かけて行った。同級生だった映画監督・河瀬直美は参加するのかどうかわからないと。最近は同級生という言葉が拡大解釈されて、同い年であれば同級生と表現したりするけれど(そんなこと言ったらオバマ大統領もダイアナ妃も私の同級生だ)、嫁ハンと河瀬直美はマジでクラスメートでした。
遅くなるから今夜は実家に泊まると嫁ハンは言うけど全然OK。こちらの夜はNHKラジオではっぴいえんどの特番を聴き、そのあとテレビで「プロ野球戦力外通告」を見るという流れだ。人ひとりの人生の分岐点に失礼ながら、この番組も徐々に形式化してきて、こちらの興味はいつのまにかプロ野球選手の奥様がいかに美人かという下世話な部分に移ってしまっているのだけれど。
ログインしてコメントを確認・投稿する