二兎を追うものは一兎をも得ず。ムリしなくても確実にひとつモノにできるのに、ムリをしてふたつとももとれなくなってしまう。まあふだんの生活でもこんな状況ってけっこうあるよなあ。いや、果敢にチャレンジすることなく確実にひとつ取っていくばかりの毎日なんて、まったく面白くともなんともないよなあ…などと負け惜しみ。阪神タイガース、崖っぷち。
いつも行く近所のジジババ喫茶。やってくるお客の第一声がほとんどタイガースがらみ。「いらっしゃい」に続くマスターの言葉が「あきまへんなあ」という誘い水だからってこともあるけど。そしてそこからえんえんタイガース談義。きのうは80がらみのおばあさんが和田采配を批判、彼女がくりひろげた新打順構想がけっこう理にかなったものだったのでびっくりした。
お客の数だけタイガース監督は存在する。ジジババ喫茶にやってくるお年寄りたちを見ていると、タイガースの存在が日々の生きる活力になっているのだとつくづく感じる。おそらく何度かフィルダースチョイスを重ねてきた人生、このつぎ阪神が優勝するときまではとりあえずがんばって元気ですごそうと。だから永遠に胴上げを見ないほうがみなさんいつまでもお元気なのでは。
だからといって今夜負けてもかまわないという話ではない。それとこれとは別モン。こういうときにはよく“もうこうなったら開き直って”とか“なりふりかまわず”とか言われるけど、そういうことからはいつも一番遠くにあるチーム。今夜みたいな状況でなんとかできるんだったら、シーズン中とっくになんとかしてたわいという声もあるけれど、とにかく今夜、虎たちの戦いを見守ろう。
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