ちなみに1970年4月10日は、ポール・マッカートニーの脱退表明によってビートルズが解散した日なんだけど、そんなことにまったく関心のなかった当時の私は小学三年生。前月に開幕したばかりの日本万国博覧会の会場に初めて足を踏み入れたのがこの日。なぜハッキリ覚えているかというと4月10日は小学校の創立記念日、休校日だったのです。
なので毎年この日は“休日には混みあっている場所に行く”のがhayami家のきまりみたいになっていて、当然この年であれば大阪万博。父親は仕事で行けず、母親(当時36歳)と弟(小二)の3人で千里丘陵までおでかけしたわけです。そこは大阪市内南部に住んでいた私にとって、とほうもなく遠い場所に感じられたのでした。
とにかく一番印象に残ったのはそのスケールの大きさです。会場全体の規模も各パビリオンも、事前の想像ではもっと小さいものだと思っていたのです。そしてこの時期の会場は、会期終盤の熱狂のことを思えばまだそれほど混みあってなくて、やがて“入場まで何時間待ち”となるパビリオンにもこのときに行っておけばよかったとあとあとマジで後悔したものです。
同じ世代の関西の《20世紀少年少女》なら誰でもそうだと思うけど、万博のことを語りだしたら幾晩あっても足りません。この一大イベントを小学三年生という何事も純粋に真正面から吸収する季節に経験できたことを幸せに思っています。もうちょっと早かったら幼すぎて何が何だかわからなかっただろうし、もうちょっとあとだったらシラケ気味に斜めから見ていただろうし。
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