ステージ後方には巨大なルーレット。そこには“コステロ・スタンダード”のタイトル40曲が放射状にずらっと。選ばれた観客がルーレットを回し、当たった曲を即興で演奏するという“The Spinning Wheel Songbook"。ラッキーにも3列目ほぼ中央の座席をゲットした私は興味津々、初めてお邪魔するZeppなんば大阪への道を急いだのでした。
このルーレット⇒即興というのがちょっとクセもの、当たった曲ばかり次々とプレイするのかと思っていたらそうではなくて、当たった1曲プラス抱き合わせ的に2〜3曲がセットになっておりました。まあ全体の構成上そういう演出が効果的だということなのでしょう。しかし当たった曲をいっさいやらずに別の曲で済ましたときもあったけど、いったいあれは…!?
不思議なもので、目の前に名曲タイトルが並んでいると「この曲が聴けた」満足感より、「この曲が聴けなかった」不満感のほうが残ってしまうんですね。このへんは妙な心理的作用というか難しいところです。あと言葉がもっと通じるところだと、コステロ自身がアドリブを効かせてステージに上がった観客をイジリたおすんだろうけど、まあそれは仕方ないか。
私自身としては、前回(2011年)の“初コステロ”がワンマンの弾き語りだったから、バックのスティーヴ・ナイーヴやピート・トーマスの味のあるプレイを初めて目にすることができて感激ものだったし、なによりもコステロ自身の意外なギタリストぶり(ギターを弾くひとによるとあれはヘタウマらしい)を含めたバンド・サウンドはやっぱりいいなあと非常に満足した夜となりました。
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