年の瀬になると毎年開催されるこの「報道展」、開幕のようす(今回は片岡愛之助によるテープカット)を伝える“報道”がいつも気になっていました。正式には「関西写真記者協会 第58回 新聞・通信・テレビ・ニュース報道展」、関西を中心にことし一年のさまざまな事件・現象を切りとった作品がならんでいました。
まあ単純に今年もいろんなことがあったなあと思いましたね。あれ、これって今年のことだったっけと思うような忘れかけていた事件や、いまだなまなましさが残るついこないだの出来事が次々と登場しました。印象的だったのはやっぱり異常気象がもたらした自然災害の数々でしょうか。これらは写真記者にとってかなりやっかいな被写体だったにちがいありません。
写真展といえば、ついこないだ観たばかりの鋤田正義さんの作品の数々が印象に残っています。鋤田さんの作品の多くは、スタジオで入念に考えられた演出・効果をもとに美しく撮られたもの、いっぽう今回の作品群は目の前にいま起きつつ出来事を瞬時でとらえたもの、どちらも一瞬の時間を切りとる写真という装置の素晴らしさだなあとあらためて思いました。
この「報道展」、大阪・阪神百貨店での開催は残念ながらきょうまでだけど、このあと京都(イオンモールKYOTO)・神戸(さんちかホール)と月末まで展示が続くので、お近くのかたはぜひ。入場無料、それほどのボリュームでもないのでお買い物のついでにでもどうぞ。会場内を誰かとの待ち合わせ場所として利用するのもいいし。
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