今夜はノーベル文学賞の発表。もう何年も前から村上春樹が受賞したあかつきには、彼にたいする思いを翌日の日記にえんえん連ねてやろうと毎年テンパっていたけれど、いささか間延びした感じになってきて、今年はこうやって前もって書いておく次第。しかも彼とはあんまり関係のないどうでもいいことになってしまいそうで…。
彼が東京ヤクルト・スワローズのファンであることは有名。球団ファンクラブ名誉会員のはず(もう一名は出川哲朗なんだけど)。たしか彼が小説を書くことを思いたったのが神宮球場、当時はまだ芝生だった外野席で、のんびりとヤクルトの試合を観ているときだったと、そしてその年のヤクルトはダントツの最下位でどうしようもないチームだったと、何かのエッセイで読んだことあり。
何が言いたいかもうおわかりだと思うけど、今年のヤクルトも最下位。作家としてのスタートとノーベル賞、彼の人生の節目にはかならずヤクルトは最下位になるのかと強引な因縁を見つけてまでして吉報を待つこの気持ち。でもよく考えてみればその間ヤクルトは何度も最下位になっている。ひょっとして彼が代表作をモノにした年はすべてヤクルトは最下位だったりして。
待ちくたびれるということは、こんなふうに周辺部的なことに話がおよぶということなのです。本来なら同時代感覚のあるひとが初めて栄誉に浴する嬉しさや、私にとっての村上春樹作品ベスト3などを挙げて、ノーベル賞受賞を祝福するのが真っ当だとは思うのだけど…。まあそれはともかく、ここはひたすら平常心を保ちつつ、今夜の発表を楽しみにしているのであります。
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