(きのうの日記から続く)「あの〜南沙織さんについてお書きになられたほうも拝読しております…」南海ホークス展を企画された永井良和さん(関西大学社会学部教授)に、ホークス談義のさなかいきなり私がそう言ったとたん、教授はそれまでのアカデミックな顔つきを一変させ、急にテレの混じったニコヤカな面持ちになられました。「うわ〜まさかここでそれが出るとは…」。
そう、この教授は南海ホークスのオーソリティーであると同時に南沙織の大ファン、その高まる熱情をぶつけるがごとく、彼女に関する書物の企画を自ら出版社に持ちこみ、その結果が「南沙織がいたころ(朝日新書)」という一冊に結集したというわけです。彼女自身の活躍はもちろんのこと、その時代背景をもみごとに織りこんだ好著でした。
そこから会話は南沙織方面に急カーブしました。彼女の沖縄下積み時代の話やコアなサオリストに著書が認められた話etc。よく考えてみれば私と教授はひとつ違いそしてどちらも関西生まれ、言ってみれば同じ時代の空気をずっと吸ってきた者同士、若き日にお会いしていたらけっこう仲のいい友達になってたかもなどと、あまりにも僭越なことまで考えてしまったのです。
南海ホークスと南沙織、まったくかけ離れた両者ですが、社会学者というのはそのくらいの複眼的思考あるいはフィールドの広さを持ち合わせているものかもしれません。この週末は今回の関連イベントとして「スタジアムと音−観客とファンと視聴者−」という永井教授による講義が予定されています。このなんとも興味をそそる内容のイベント、もちろん私は駆けつけるつもりです。
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