「かんだやぶそば」全焼のニュースにはびっくりしました。昨秋、東京へ行ったときお昼にお邪魔したばかり。あの日は築地でまぐろ丼の朝食をすませ、午後には両国国技館でミニちゃんこをいただき、夜は東京駅構内で牛タン定食となる段取りだったので、お昼はなるべくあっさりしたものを思い、「せいろうそば」というメニューがピッタリとハマったのです。
神田のあのあたりは東京大空襲を逃れていて、昔ながらのたたずまいを残す一角(それでも高層マンションができていたのには驚きましたが)、老舗の飲食店もいくつかあって、かっては“外国人接待エリア”として大いに活用させていただきました。小さな商店などが密集していて、火の回りが早かったのではとか、消火活動が難しかったのではとか気になります。
さて、きのうはひさびさに新世界でカルト的人気を誇るホルモン鍋「たつ屋」へ。お昼の開店時間に合わせてお邪魔したのにすでに店内満席、ひと回転分待たされることに。ここのホルモン鍋は一人前でもかなりのボリューム、2人の場合は一人前をオーダーし、あとはサイドオーダーでお腹を満たしていくのがセオリーとばかり、ホルモン煮こみとシメの中華玉(そば)を追加。
まあお昼だから腹八分目かつ酒類なしとはいえ、これで一人当たり「やぶそば」の「せいろうそば」一人前より安くついたというのだから驚き。いかにもこれは東西外食の両極を体現したかのような話、どちらも素晴らしい食文化ですね。お店を出ると寒いなかにもかかわらず10人以上の行列が。こちらフトコロをそれほど痛めることなく、カラダはすっかり温まった午後でした。
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