最終日は、チュニス郊外にあるカルタゴ遺跡の
見学。
残念なことに、カルタゴはローマにより壊滅と
なり、いま残っている遺跡は、あまり見るところが
ない（写真１）。
むしろカルタゴ遺跡に近いところにローマ時代の
共同浴場跡が保存状態よく残っている。かなり
広い。蒸し風呂もあったという（写真２）。
浴場跡ちかくには大統領官邸があり、赤い国旗が
掲げられている（写真３）。
今回のツアーでは、日本からの添乗員のほか、
現地ガイドがついた。ツアーによっては、都市
ごとに現地ガイドが異なることもあるが、今回は
最初から最後まで一人だった。遺跡などでは、
ガイドが英語で説明し、これを添乗員が日本語に
通訳した。
移動のバスの中では、もっぱら添乗員がしゃべった。
この添乗員は添乗員歴約40年という67歳男性。
とにかく古舘伊知郎のようにしゃべりまくる。
それもチュニジアに関係のないキリスト教の宗派の
違いや欧州の歴史、彼が推薦する他の国々の観光
情報など。
これには閉口したが（だいたいが既に僕が知って
いることばかりなので）、一つだけ彼に感謝する
情報があった。
それはチョコレート。彼はドバイで買えるパッチ
PATCHIというチョコを薦めた。これはヨルダン
だかレバノンの会社で来年創立50周年とか。
値段はけっして安くないのだが、実においしい。
GODIVAは僕にとってはしつこいのだが、パッチは
いける。
世界120以上の都市で店舗があるらしいが、
（僕の知る限り）日本にはない。ひょっとしたら
バレンタインデーのときにデパートなどで手に入る
かもしれない。
THE END
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