見通しが立たないこと
僕が勤める「はぴな」は、重度障害者施設の生活介護を行っています。僕たち職員は利用者の方々が日常生活を予測しやすくするため、見通しの立つ環境づくりに取り組んでいます。
利用者の方々だけでなく、僕自身も見通しが立たない状況に不安を感じます。例えば、今年の春、今年の夏に「はぴなまつり」を初めて開催することになりました。当初は具体的な計画もなく、不安でいっぱいでした。
その後、計画の詳細を聞き、実行のためのマニュアルを作成しました。しかし、お祭りには多くのボランティアが必要でした。マニュアル作成により必要な人員が明確になりましたが、まだボランティアの募集状況に不安を抱えています。
幸いにも、多くのボランティアの応募と職員の家族の協力により、ある程度の見通しが立ちました。ただ、お祭り当日に必要な縁日券(金券)を1,000枚用意する必要があり、その作成には手間がかかると思われ、再び不安にかられました。
そこで、週末に縁日券の型紙を作成しました。まだ切り抜き作業が残っていますが、少なくとも進捗が見えて安心しています。
見通しを確保するには、具体的な行動が必要です。ただし、僕が関与しているボランティア活動や自分自身の将来については、見通しが立っていなくてもあまり不安を感じません。
僕は、自分以外の人から与えられた状況に不安を感じることが多いのかもしれません。
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