体と心、いくらくっつけても一つにはならない。本能では分かっている。だからこそあんなにムキになって混ざろうとする同一化しようとする。残念ながら、めり込むほどにくっついても悲しみの輪郭線が僕らのシルエットをなぞるだけ。
でも、希望は遍在している、大気圏の外にも内にもね。つまり、言葉は違うんだ。言葉は一つになれる。そう信じている。そう信じよう。
一生に一度のお願い、今後の人生で幾度かあるうちの一つをここで使わせてください。
君と僕の視線の重なりに、一つの言葉を表して、同じく大気を振るわせよう。心と体のおもうに任せて。
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