不思議な映像を見た。シリアの戦闘地域のようだが、ボランティアとおぼしき人物がコートを着たチビッコにチョコレートを数個あげていたのだった。チビッコは受け取ると2〜3メートルほど戻りかけ、再びこちらに向き直りさかんに手を振っていたのだった。
チビッコにはチョコレートなのだった。もらったチョコレートを胸に抱え、さかんに手を振る。感動的な映像だが、こうした光景は日本でもあったなと気がつく。第二次大戦で敗戦となったチビッコたちが、占領軍のアメリカ兵からチョコレートをもらうシーン。
歴史は繰り返すというより、やはり「チョコレート」は偉大なのだった。涙が出るほど辛い、あるいは渋くて食べられないチョコレートなど、あるはずがない。あったにしても、このようなシーンでは100%の確率で出てくるまい。やっぱりチョコレートはいい。
オレ様も夜にウィスキーを呑むのなら、今夜はチョコレートをつまみにしよう。
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