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2018年07月16日09:30

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(408)

全日本プロレスエキサイティング・ウォーズ86、3月7日、浜北市(現浜松市浜北区)体育館(観衆2,600人発表)のセミファイナル、鶴田、タイガーマスク、石川敬士組vs長州、アニマル浜口、寺西勇組の試合で寺西が鶴田のキチンシンクを喰らって脇腹を負傷。試合は16分5秒、ジャパン軍の反則勝ちとなっていますが、寺西は翌日から欠場となり3月13日に日本武道館で予定されていた全日本プロレスvsジャパンプロレス7対7シングル全面戦争は棄権。

ジャパン側は寺西の代わりとなる対戦相手は立てずに6対6に変更されました。

この日のメインイベントは馬場、天龍、大熊元司組がハーリー・レイス、テリー・ゴディ、ザ・グレート・カブキ組と対戦。10分29秒、ゴディがラリアットから大熊を体固めに降し外国人チームの勝利。

3月10日、仙台・宮城県スポーツセンター(テレビ収録、観衆3,100人発表)では鶴田がゴディの挑戦を受けてインターナショナル・ヘビー級王座の防衛戦を行っています。

本来の全日本らしい大型同士のスケールの大きな両者のぶつかり合いは説得力十分。試合は場外でバックドロップを放った鶴田がリングに上がって来たゴディをコーナーポスト最上段からのダイビング・ニーパットに決め、14分34秒、片エビ固めでフォールし、14度目の防衛に成功しています。

鶴田とゴディはインターナショナル・ヘビー級王座のベルトを賭けては3度目の対戦で84年10月29日、大田区体育館では反則勝ち、85年6月4日、大阪城ホールではリングアウト勝ちで鶴田が防衛していますがいずれも不透明決着で3度目のタイトル戦で決着がつきました。

セミファイナルは長州、谷津組度タイガー・ジェット・シン、ワンマン・ギャング組が対戦し6分59秒、ノーコンテストとなりました。

3月13日、日本武道館(テレビ収録、観衆12,500人満員発表)でついに全日本vsジャパン全面戦争が実現。

試合は全て30分1本勝負。先ずはサムソン冬木が栗栖正伸を8分20秒、ジャーマン・スープレックスホールドで破り全日本が先勝、続く石川と小林邦昭の一戦は10分2秒、両者リングアウトの引き分け。

マイティ井上とキラー・カーンは体格差が出てしまい、4分35秒、カーンが「アルバトロス殺法」のダイビング・ダブル・ニードロップからの片エビ固めで完勝。前半は五分のスコア。

後半戦は鶴田が浜口を12分43秒、フライング・ボディシザースドロップからの体固めで降しました。放送席でゲスト解説を務めていた馬場が浜口を高く評価する解説をしていたのが印象に残ります。

セミファイナルは注目の初シングル、タイガーマスクvs長州。12分25秒、リキラリアットで長州がフォール勝ち。

メインイベントの天龍vs谷津は30分時間切れ引き分けに終わり、対抗戦の戦績は2勝2敗2分と互角の成績に終わりました。




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