唄うアウェイ、呑むアウェイ

きのうは西成のライブ・バー｢OLD グラフィティ｣でのブッキング・ライブにお邪魔。友人のスーヤンが、昨年4月｢OFF Limit II（現チューハイBarおふり）｣でのチャリティーライブ以来、ほぼ1年半ぶりに弾き語り、というか人前で唄うというのでこれは何が何でも駆けつけないとということで。これがまた彼にとってはかなりアウェイ感ヒシヒシのライブ、なかなか大変な夜でありました。

彼も私もこのお店にはまだ2度目。全11組の出演者中、存じ上げているのはTomorrow Never Knowsのおふたりだけ。そしてかなり“デキあがった”お店の常連のかたばかりで満杯のなかという、非常にやりにくい状況ではありました。そこに駆けつけたのがスーヤンの中学時代の同級生たち。彼らの応援がなければスーヤンはますます孤独の旅路だったと思います。

ライブ後、こんどは私がその中学同級生5名のあいだにひとり加わってあべので呑み会。次なるアウェイ感を味わうのはお隣の中学出身の私の番なのか…。いやいや同い年そして隣接した中学出身ともなれば共通の話題はいくらでも湧き出てくるもんです。まるで合コンでもするかのように男女3+3人向かい合ってしゃべりたおしたのでした。

そのなかには“中２のとき、わずか一週間だけつきあった男女の35年ぶりの再会”などもあり、一次会で失礼した私はそのあとのおふたりが気になったりもしたのですが、どちらにしても“グループでの居酒屋呑み”みたいなことは退院後初めて、もちろん腹八分目に抑えましたが、ああ以前はいつも目の前のものをバクバク喰ってたんやなあ、としみじみした夜でありました。