★洋ちゃんの読観聴　No. 1641

★洋ちゃんの読観聴　No. 1641　　　　　　　

CD　ロッド・スチュアート　「ザ・ベスト・オブ・
ザ・グレート・アメリカン・ソング」

先日海外旅行を楽しんだが、海外旅行の楽しみは
訪問国に着いてからではなく、日本の空港を飛び
たったときから始まる。つまり飛行機の中での
お楽しみのことで、一つはお酒、もう一つは機内
エンターテインメントである。

お酒については、食前酒のスピリッツ類に関しては、
どのエアラインもそんなに違いはないが、食事の
際のワインが違う。なにせワインの種類はとても
多く、初めて出会うワインが多い。

機内エンタメでは、多くの人が映画を見ると思うが、
僕は小さな画面で見るのは嫌なので、もっぱら
音楽を聴く。この音楽のセレクションは各航空会社の
腕の見せ所だと僕は思う。例えば、ジャズひとつ
とっても、各社のアーティストの選ぶ方がずいぶんと
違うのだ。

今回たまにはジャズ以外の何かいいのがないかな、
と思って見つけたのが、今回紹介するCDだ。

このロッド・スチュアートの「ザ・グレート・
アメリカン・ソングブック」は最初に2002年に
リリースされたもので、好評につき続編、続々編と
続き、第５集まで出た。本作は、この１から５集の
中からピックアップしたベスト版だ。

5作品は世界的にヒットし2,000万枚以上売り上げた
そうで、ロック・ファンなら「とっくに知ってるさ」
ということだろうけど、普段ロックを聴かない
僕にとっては、スチュアートがスタンダードを
歌うことに驚いた次第。「10年以上前（最初の
第1週から数えれば20年以上前）の作品を今ごろに
なって取り上げるなんて」と𠮟られそうだけれど、
まあ良いものはいつ知っても遅すぎることはないと
思うので、お許しいただきたい。