今日は「蜘蛛の巣を払う女」を観て来ました。
はっきり言って「ドラゴン・タトゥーの女」の縮小・毒抜き再生産といった感じの、てんで張り合いのない作品でしたね。
「世界中の核兵器を制御できるシステムを巡る争い」という大風呂敷だけはあるものの、中身は底の浅い単純なオタカラ争奪アクションに終始してまして、見応えもなにもあったもんじゃありません。
クライマックスの対決に至っては、もう土曜ワイド劇場などの2時間サスペンスによくある「あの趣向」そのまんまで、思わず失笑しましたよ。
やはり今日は午前十時の映画祭でハル・アシュビーの「チャンス」を観るべきだったな。
その後、本屋さんに寄って、カミさんに頼まれたブツを購入。
辺見庸の「月」という小説です。
2016年に起こった「津久井やまゆり園事件」に材を得た作品だとのこと。
ついでに宮部みゆきの「希望荘」を購入。これは私向け。前から読もう読もうと思ってて先延ばしになっていたもので。考えてみたら小説を読むのって久しぶり。最近は新書ばかり読んでましたから。いかんなあ。
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