僕が大学生の頃の話だから大昔のことだ。
大学の最寄の駅に着いたら雨が降り出していた。
駅から大学まで徒歩10分くらいある。
困ったなあと思っていたら、「○○の学生さん
ですよね? 一緒に行きましょう」と女子学生が
声をかけてきた。その子と2人で相合傘で学校まで。
別れ際に彼女は「私、△△学科3年の□□です」と
名乗った。僕もお返しに名乗った「●●学科4年の
◇◇です」。「あれーっ、1年生かと思ってましたあ」。
いい感じだったけど、その後彼女とは連絡もしなかったし
(それほど広いキャンパスではないけれど)偶然に会う
こともなかった。
僕がモテ男だと言いたいわけではない。
女の子が男に声をかけるというレアな経験を
紹介したかっただけだ。
でも、ちょっといい話でしょ?
今はどうか知らないけれど当時の母校は家庭的な
雰囲気があった。
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