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日記一覧

韻踏詩『ぶらつく街角』
2020年03月15日12:29

韻踏詩『ぶらつく街角』ぶらつく街角 新宿に進出 ぶらつく街角 新宿に出没帰宅する人の群れ 来たる人の群れあてどもなく 金もなく 足取り 覚束なく合法的な療法に翻弄される異邦人吐き出したる煙と差し出した札と小銭ラムの香りに満たされ 蔓延するスモーク

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 白いシーツの土の上 根が這うように横たわり動けない  ただ耐える 耐える 耐えがたきを耐えて それで得るものはなに? 誰かの為に 我慢して 淘汰されていく 名も知らぬあなた  懸命に生きて 終りは紙の上で一行にすらない。 無機質な数字の一

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詩『和病』
2020年02月25日14:49

私に何の罪があるのでしょう?ええ、確かに私は誤りました。けれどそれはしょうがないのです。あの時はそうするしかなかったのですから。空気を読んで流されて風の吹くままただそのままで。その絆を大事にするのが私達ではありませんか。不本意ながら言葉では

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 さて始まります。 3・14 白く盛り上がるホワイトデー決戦。  『白く燃え尽きようともやってやるのさホワイトデー』というキャッチフレーズの元で互いの願いは今日かなえられようとしています。 思えば衝撃の出会い。 1・6 運命の合コンにての初

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 反故にする約束 君の白い服 剥ぎ取って 破り捨てたい感傷  耐えようとするけれど 君は皮肉に笑うものだから 罪人の葛藤が理性を溶解させる。 許して 許して 僕の嘘を そして抱きしめてくれ 僕の存在ごと  部屋の中 脱皮した虫の痕で散らかっ

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詩『サクラ、チル』
2020年02月17日12:03

春は始まり、広がりて開花する世人は知ることなく 思うことなく見逃して桜は咲く満開に そして頃無く散っていくだろうサクラチル サクラチル桜は散るこの国はいつだって相変わらずだ

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詩『ハネムーンサラダ』
2020年02月14日20:21

蜂蜜のように甘く、愛しくてトロリと蕩けるように心地良く愛おしく月のように密やかに美しくそこにいるああ愛しい人だから私達だけにしてくださいレタスだけのサラダのようにつまり『let us alone (二人だけにして)』誰も居ない 何もない ただ私達だけそ

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 誰もが戸惑うファーストコンタクト。 突如出会った彼女とのファイトに戸惑う俺、だけどビビってちゃ男が廃るってもんだぜ! って、なんだこりゃ! 関門抜けたその先にある小さな鍵に戸惑う俺、しかしまあ、そんなんで俺の勢いは止められない。  外せぬ

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  全国の親愛なるアヘリスト諸君。 総統である。  さて今回のテーゼに対して総統としての私の立場と考えを述べるとしよう。 結論から先に言えばアヘは次元の壁を越えることは出来ない。 その説明をする前に、諸君に問おうとしよう。 アヘとは何であろ

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 カクヨムの運営さんに聞いてみようシリーズ17作目。 出したって良いじゃない 出ちゃうんだもの 良いわけないじゃない 出来ちゃうんだもの だってあなたが隣にいるだけで(ムスコが)大きくなれる。 あなたに挿入(いれ)るだけで(ムスコが)暖かくな

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詩『微睡の泥』
2020年01月24日16:14

もう飽きてしまった潮時なのかもね。 瞳を瞑り思いだす。『あなた』とのかつてあったあの幸福感いまは慣れたのか、それとも耐性がついたのか?いずれにしてもこれ以上深く付き合うには覚悟が必要なのかも。 知り合った頃、あの気持ちと心地よさを取り戻した

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  朝、目が覚めると遅れてやってくる憂鬱 おはよう、今日も元気かい? うるせえ 死んじまえ!  そう叫んで起き上がったのは一体どちらなんだ? 奴は無二の親友 物心ついてからいつも一緒な腐れ縁 いい加減 縁を切りたいが、おそらくは死ぬまで付き

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韻踏詩『鬱、脱出』
2020年01月24日16:07

 ご大層な想いをご開帳 誤解も六回もあるものか  ただ快調 書こうと思えたならその場が火口 下降しようとも加工して囲ういざ創作  そうだ旅に出よう 拘束する諦めを高速で脱出 奪取する拍手を捜索 おはよう日の出よ 思索の休憩は終わった 究明す

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夢破れ 路傍で寂しく口ずさんでも夜の黒よりも濃く コンビニの灯りに吐息がへばりつく歌は歌 言葉は言葉だけでしかなく息は白く 夜に溶けるただそれだけのこと。切れかけた外灯は途切れるように点滅歩調は合わず、不協和音の足音だけが響き不規則という名

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口々にグチグチと愚痴落とし噴きこぼれる不満と不安の自我見難い 汚い から味方居ないだから仕方ない不満こぼれますがそれでも溺れぬようヒラヒラと掌、開き掴もうと水面上 浮上して浮かぼうとしますがこれじゃ駄目 目覚めよ!アクション!起こそうとするとハ

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詩 『家路』
2020年01月08日05:38

 家路は暗く 吐く息は白く 夜の墨に 蕩ける 震え 狂え 街灯は 心細く ポツリポツリと  ポツリ 呟く 声は 軋んだ  ぷつり 気持ちは 途切れた けれども道は続く どこまでも どこまでも 生暖かく ポケットの中の手 プツリプツリと鳥肌が

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  何もせずに死んでるように腐っていくのにそれもしょうがない なんてどうしようもない感情で不完全に堕ちていく なんて思ってばかりの性格に気持ち落ちていく 思いは重く 恐ろしく抱えきれない心に慄く それでも届け 轟けと求める心の吐露を 才能が

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 詩 『歓喜の詩』
2020年01月08日05:36

  死よ ああ死よ 種が芽吹き 陽の下で伸び上がり 実を潤ませ そして腐り地に降り立つ瞬間よ 定められた旅の目的地 物語の終局 終りという名の死に頭を垂れよ この世に唯一定められた法の名の下に私達はいまたどり着くのだ 涙の道を越え 怒りの歌

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