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日記一覧
- 詩『夢現（ゆめうつつ）の中で』
- 2019年03月31日16:04
微睡むように書き出して、完成するまで眠りこみ、起きて向かい合う。深く眠りこむため感情を燃えあげて、向かい合うため、それを打ち捨てる。残骸から新しいを作り上げる。 見つけたそれを切り刻んで練り上げて放り投げる。死んでるように生活を繰り返しつつ
- 韻踏詩『僕らはみんなブラ不満』
- 2019年03月31日12:06
座る縋る不惑のフラッグマンふらつく ぶらつく ブラ取りたがるブラ不満ホクホクで放るボックスの中ごくごく よく居る トップクラスバカトップレス好きなら突付かれるトップクラスは明日から僕です だから 断ち切り 誰かの 下僕をやめて何か向こうへすまんすま
- 詩『立ち尽くす』
- 2019年03月25日13:12
立ちつくし見渡す視界は殺風景で冷たく乾燥した世界。 とめどなく流れる涙が乾いた痕がひどく痛み悩ませるわかってる。 わかっていたことさ。誰もが孤独でそれはもちろん僕も含めてで。遠くに見えるかすんだ誰か。同じようにぼろきれの服を着て、何かを叫
- 短歌作ってみた
- 2019年03月25日12:10
嘘をつき 捏ねあげて整え 放り込む口愛してるよと 君が嘘を吐く朝、咲き誇り 夕には萎れて 夜には枯れゆく決意と覚悟 造花の心根不貞腐れ 根腐れする 幻想の心夢から覚めれば 戻れない夢の中先立つ物 不安と焦り 暗中模索後に来りた 後悔が広がる幸せなこと
- 詩『成長という名の…』
- 2019年03月25日11:56
しがらみと惰性に晒されてふやけて剥がされていく青い春産まれたての大人の表面はつるりと滑らかでこれから失っていく綺麗さを哀れんで指先を滑らせた弱々しくも儚く美しき薄青色の表皮強固で力強くはあるが変化に乏しい表皮の下の真皮否が応にも嫌がろうとも
- 有原兄妹の義兄 『有原兄妹と義兄、スーパー銭湯に行く エピローグ』
- 2019年03月20日11:43
月曜日、前日のわずかな精神的疲労とすっきりとほぼ消えた肉体的疲労を抱えた宗雄が会社の前にさしかかると、いつも早くに出社する社員達が箒とちりとりを持って入り口の清掃をしていた。「おはようございます」「おはよう佐脇君、昨日はずいぶんとお楽しみ
- 有原兄妹の義兄 『有原兄妹と義兄、スーパー銭湯に行く �◆�
- 2019年03月20日11:42
「…それで、そのまま二人ともサウナに入り続けてのぼせたんですか？」 卿哉に対してはいつものことだが、今回は宗雄に対しても同じようなあきれ顔をした麻里沙がうちわを仰いでいる。「ま、まだ…弟にま、負けるわけにはいかないからな」「ぐ〜、次…こそは
- 有原兄妹の義兄 『有原兄妹と義兄、スーパー銭湯に行く � �
- 2019年03月20日11:42
準備を終えた宗雄が玄関で財布と着替え、そして割引券に書かれた店の場所を確認しながら外に出ると不意に声を賭けられる。「宗兄、こんなところで会うなんて奇遇じゃないか！」「ええ、そうですわね…ちょうど出かけようとしているみたいですけれど、どこに
- 有原兄妹の義兄 『有原兄妹と義兄、スーパー銭湯に行く プロローグ』
- 2019年03月20日11:40
「はあ…」 誰かが小さく溜息をついた音が夜のオフィスに響く。「どうしたの？溜息なんてついて…ずいぶんと疲れてるみたいだけど」「えっ？俺、溜息なんてついてました？」「自分ですら気づかないなんて…本当に疲れてるのね、まあ当然かもしれないけれども
- 韻踏詩『iPad miniで踏む』
- 2019年03月19日04:52
大過と生き 退化の日々に開花の意思 が満ちた時ああ君の吐息は街角の虹、明日の既知、「道」になるだろういじましくとも君にありがとう言い旅立つこの身にまじわる霧に彷徨うとも死に耐えよう詩に託そう意地哀歌と血に 曖昧の地には亡骸浮き大事だと知り なが
- 韻踏詩『道々の見込んだ全てをミチミチ飲み込んだ放浪者』
- 2019年03月13日07:43
僕。怒られるの嫌いボコられるのは痛い言葉でも転ばされて怒られ馬鹿にされて強張る四肢 怖がる自身 それでも止まらぬ自信いや無いからこそ、整わない心身晒されようがあがなえなければI（私）が萎えてしまい枯れてしまい そりゃ間違いないin自分 いい気分は
- 詩『慣れることの悲しさよ』
- 2019年03月10日21:07
初回はあまりに強烈で感情を激しく揺さぶる二度目も同じく。ただしこの激情も三回、四回と続けていくうちに耐性と言う名の惰性に堕っしていくだろう。既知と無知の間にある無限の差異よ0と1、つまり有と無。永遠に到達し得ない距離を思い、一人ため息をつく。
- 『欲望会議 「超」ポリコレ宣言』の感想を書く。
- 2019年03月05日14:48
先日行ったデパーメントＨで対談者の一人に感想を書くと約束したのでここに書きます。 『生き辛い世の中と正しさの中で窒息してしまいそうな人に向けた本』 会議という名の通り、それぞれ違う立場の中で話し合っている。 本書の大部分をいわゆるフェミニ
- デパーメントＨに行って来ました！
- 2019年03月04日23:36
来たる３月２日、数年前から挑戦しようと考えては生来の逃げ癖で避け続けていたイベントについに行ってきました。 デパーメントＨというイベントです。 一部では現代のサバト。 変態達の祭典なんて言われているようですが、たまたま見た画像で…まあ
- 詩『四ねない君と五つけない彼、そしてこの六でもない世界』
- 2019年03月03日22:56
終わるまではあと少し一歩二歩三歩と進めば飛び込む死の底 虚無の0に至る道視界の下には自分を照らしてはくれない明るい社会濁流の如く数であり溢れた場所流し込まれる無数の価値観に溶け込めぬ君の心零になろう。 零がいい。 零になりたい。涙を流して立ち竦
- 詩『ありふれた誰かの物語』
- 2019年03月03日22:47
今日もベッドで目を覚ます慣れた手つきで目覚ましを止める中ニの時に買ってもらった物だ付き合いはもう十年。 どんな友達よりも長く付き合ってる「ああ、面倒くせえ」この言葉はいつからだ？少なくともあの目覚ましよりも昔だ昨日脱ぎ捨てたズボンを履く。爺
- 詩『現在スケッチ』
- 2019年03月03日05:49
メタリックでゴツゴツとした巨人の足をしたその人は無言で見下ろしながら世界への扉を開いた。水槽の女は胸をはだけてニコリ笑うけれど戸惑う彼は曖昧に手を振ることしか出来ない。そんな彼の横を鎖で繋がれた哀れな家畜は一度だけ鳴いて通り過ぎていく。世界
