パッと燃えて散る火花の煌めきをそれだけでも構わないのに鬱屈にしけた一日は過ぎ、空には何も無くただ虚無だけが在るような無いようなため息の夜風は止めどなく無風で泣くような凪 激しくも曖昧に暮れる暗闇はクッキリと染めあげる耳を塞ごうとも沈黙はうる
食って寝ていたいのさ屈託ない 食い足りない 悔いしかない苦しかない? だから挫けたくはないただまあ俺は食って寝ていたいだけ だがまあそれじゃ食っていけないわけで 何を持ちいでて語らう語り合う?金を求めて働く 働きます!ただそれだけ? だから
疲れても眠れないのなら吊られて揺れてみようかとも思う。憂鬱で窮屈な自室のカーテンの隙間から青白い光は滲み出て。ふと旧友を思いだすくらいにそれは青く、白く。燦々と照らす日の下で可哀想なくらいに色の抜けたお前の顔は生きていたのか死んでいるのかと