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日記一覧

 ライトで照らされた水面はまるで泉のようにキラキラとした玉色の光で照らされている。  そしてその水面と地面のふちをまるで飾り立てる装飾のように人々が立ち、身使いが神の国へと帰るのを最前列で見送る。 湖とは言うけれど正直に言えば池と言っても差

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 奥座敷と言われる山間の地はすっかりと暗くなっている。 僕の住む関東と違い、すっかりと秋へと進んでいるこの場所では夜の香りにはもう『冬』が混じりはじめていた。 主人公達の働く場所のモデルとなった旅館。 残念ながらすでに廃業し、そしてその建物

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 時刻は午後三時。 唐突に会場のスピーカのスイッチが入った音が響いた。 僕はというと紅しょうがと青海苔でハート型に飾り立てられた焼きそばを食べていた。 ガガッ……ブーン! という機械的な反響音が温泉街に響きわたっていく。       普段な

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 駅に降り立つと、北陸特有の空気に全身が包まれる。 「やっぱり……無謀だったかな〜」 水の街として昔から栄えたこの地方を誇るような駅前で肩を落とす。「人気を舐めてたな〜、さすがに隣の市まで宿が埋まっているとは……」 出発の時にかいていた冷や

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「はあ……おっさんになったんだな〜」 新幹線に設置されたトイレの鏡を見て、もう若くないことを思い知らされる。 いや、そんなことはわかってはいたけどさ……。  そろそろ加齢臭が漂ってきたらどうしようか。 座席に座る際にどっこいしょという掛け声

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 時刻は六時三十四分。  いつものスーツ姿で駅前に降り立つ。 季節は十月を三分の一ほど過ぎたあたりだが比較的暖かく、額に汗が滲んでくる。 いやもしかしたら冷や汗かもしれないな。 妻と子供には北陸出張と偽っているのだから……。 バレたら……離

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子供に何を語るか? 殺してでも奪うか? 金と女、名誉に評価 どうか それだけは かまわず 薄ら笑い  振り下ろす 警棒と殺意 悲しみ もうたくさん  光? 昼間にしかね えさ さんさん 降り注ぐ 日光  さんざん振り回す 不幸 

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「どこか違和感がある」……為末大氏、和製ヒップホップへの持論で炎上http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=17&from=diary&id=3060323HIPHOP好きじゃない層からみればそうなんだろうな〜。間違いなくポジティブな意味では言ってないだろうけど、むしろ

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 元気があれば何でも出来る 踏む気があるならかけるリリック 不向き向き 気にせずに 踏み踏みラップ トラックかけながら口ずさむライム ノリノリで書き上げるこの韻踏詩 傷つき 落ち込み 闇堕ち 後は上がるだけ いつものごとく浮き上がるテンショ

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詩『私という人間。』
2014年09月03日03:08

完璧主義者ほど情熱的でもない。ヒューマニストほど短絡的でもない。リベラリストほど自由の不自由さを知らないわけでもない。ナチュラリストほど退歩的でもない。イデアリストほど人間を知らないわけでもない。パシフィストほど夢見がちでもない。フェミニス

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モラルというものが世の中にはあります。 大概は大昔からある法令や不幸なぶつかりあいによる社会全体の不利益を鑑みて形成されたものです。 今ならいわゆるコンプライアンスとかもそれに当てはまるかな?基本的に世の中はこれを基準にして動いてるわけなん

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