「星のように離れて雨のように散った」 島本理生、文藝春秋。宮沢賢治ね〜・・・。全く思い入れがないんだよな〜・・・。教科書でしか読んだことないはず。意識して読んだ記憶がない。宮沢賢治に思い入れがない50歳のオジサンだから、この作品の本当の良さはイマイチ
「雲雀坂の魔法使い」 沖田円、実業之日本社文庫。本日2冊目。こういうラストか〜、予想外だったな〜。典型的なフィクション、小説やマンガだからこそ楽しめる設定、ストーリー展開でした。正直よくあるパターンだと思うんですが、こういうあり得ない、ファンタ
「最強の食材コオロギフードが地球を救う」 野地澄晴、小学館新書。本日1冊目。テレビで何回か見たことあったから、コオロギをはじめとした昆虫が食糧難を救うという話は知っていました。コオロギラーメンとかも知っていましたが、既に予想以上に流通している、
「希望の糸」 東野圭吾、講談社。加賀恭一郎シリーズって言っていいのかな?今回はサブキャラ、主役は従兄弟?の松宮君でした。今後更に加賀恭一郎が一歩引いて、松宮が前に出るパターンが主流になるのかな?と思いながら読んでいました。希望の糸、全部がそう
「わたしの忘れ物」 乾ルカ、創元推理文庫。本日2冊目。再読。再読なのに作品の伏線は、多少分かっただけ、やはり今回もこの隠された真相に驚かされた。「メグル」の続編にあたるが、前作の良さを残しつつこの新たなパターンに繋げていたと思います。切ない真相、
「蒼海館の殺人」 阿津川辰海、講談社タイガ。電子書籍。いい言い方するなら手が込んだ超大作、悪い言い方するならフィクションだからなんでも入れちゃいますみたいに、詰め込むだけ詰め込んでみました、みたいな作品でした。今まで読んできたミステリーの犯人
「書店員と二つの罪」 碧野圭、PHP研究所。図書館で予約して読みました。なるほど、そうきたか〜って感じ。途中まで、二人までは真相に絡んでいたのは気づいていました。こういうストーリー展開なら二人が絡んでいるのはある程度想像できます。でももう一人は正
「鎮憎師」 石持浅海、光文社文庫。本日3冊目。再読。電子書籍。上手いというかよく思い付いたと思うんです、この設定。しかも石持作品らしさ満載の個性的なキャラたちが繰り広げる群像劇。しかし、この設定の要となる復讐の連鎖を防ぐという点自体が、正直ちょ
「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」 東野圭吾、光文社。本日2冊目。ショーマン?ショーマンだったらもう少し派手な見せ方すると思うんだが・・・。警察とのやり取りなラストの謎解きのシーンは確かに派手・個性的だったと思うが、これがショーマン?って感
「神様の罠」 乾くるみ、米澤穂信、芦沢央、大山誠一郎、有栖川有栖、辻村深月、文春文庫。本日1冊目。久しぶりにミステリーアンソロジーを買いました。過去の名作ではなく最近の作品だというのが一番の理由。作家さんからしたら大変だし文庫だとお金の入り具合
「ひきなみ」 千早茜、角川書店。本日4冊目。悪くはないんだけど、50歳のオジサンからしたら違和感ありありだな〜。あの男性といなくなった彼女の関係性、全く違和感なし、いなくなった彼女の生き方、主人公の彼女との接し方、全く違和感なし、違和感ありありだ
「無事に返してほしければ」 白河三兎、小学館文庫。本日3冊目。再読。やはり2回読んでも分からないのは分からないということ。この作品、もう少し整理して警察官を主人公にするとかして欲しかった。最後までなんかそれぞれの事件が関連性あるものもないものも
「きのうのオレンジ」 藤岡陽子、集英社。本日2冊目。やはり藤岡作品は良いな〜。正直なところ、ちょっと出来すぎというか、登場人物たち全員が理解、納得しすぎな点が気にはなったが、フィクションだからこその作品でした。結婚してようが独り身だろうが若くし
「人間動物園」 連城三紀彦、双葉文庫。本日1冊目。再読。まずビックリしたのがこの作品、2003年頃の作品なんだ、もっと昔、1990年代の作品だと思ってました。また、この作品を復刻したということは絶版だったの?名作だと思うんだが、こういう作品も絶版になる
「悪魔には悪魔を」 大沢在昌、毎日新聞出版。本日2冊目。面白いとは思う。一気読みできたし、いい意味で分かりやすいストーリー展開だから。ただ一方で、どこかで読んだことあるような話だったのは否めない。双子という設定は個性的だが、全体的にはあっさり、
「依存」 文縞絵斗、講談社。本日1冊目。図書館で予約して読みました。依存で済む話しかな〜。ミステリーの新人賞受賞作なのはよく分かる、ラストまで真相が分からず、先を読みたくなるストーリー展開は新人作家とは思えない。ただ、あくまでもフィクションだか
「茨の墓標 警視庁文書捜査官」 麻見和史、角川書店。本日2冊目。電子書籍。このシリーズ何作品読んだか覚えていないが、段々文書の解読が難しいというか複雑になってきたな。文書チームの活躍が増えるわけで悪くはないんだけど、個人的にはなんか違和感を感じ
「水野瀬高校放送部の四つの声」 青谷真未、ハヤカワ文庫。本日1冊目。上手い。50歳の子供もいないオジサンが読んで一瞬で高校の風景が浮かぶ、作品の世界に入り込める、作品のレベルの高さがうかがえる。若いからこその悩みもあるんですが、それはある程度年を
「四元館の殺人 探偵AIのリアル・ディープラーニング」 早坂吝、新潮文庫NEX。シリーズ第3弾になるの?そもそも全シリーズ読んだかすら覚えていないが。ネタバレになるから詳しく書けませんが、島田荘司さんの「斜め屋敷の殺人」を思い出しました。あの作品も当時
「エーテル5.0 麻薬取締官・霧島彩」 辻寛之、光文社文庫。まあ、よくあるパターンと言えなくもないが、最後まで楽しめました。主人公が常識あるが非常識な行動をする、簡単に言うならこんなキャラ設定。周囲のメンバーもいい意味で濃いキャラが多かった。犯罪者
「ブレイクニュース」 薬丸岳、集英社。本日2冊目。電子書籍。かなり賛否両論分かれそうな作品かな。フィクションだと理解した上であえて書きますが、リアリティーさは結構感じられたが、このやり方、実際に潰したい、明るみにしたい真のターゲットにいくまで時
「エレジーは流れない」 三浦しをん、双葉社。思ったよりグッとこなかった、作品に入り込めなかったかな。他の三浦作品に比べ軽く読め過ぎたって感じ。帯のフレーズからくる勝手なイメージ、先入観より、軽いというか深みがなかった気がしました。作品自体はい
「ありえないほどうるさいオルゴール店」 瀧羽麻子、幻冬舎文庫。本日3冊目。再読。続編出たみたいですね、図書館予約しようと思ったらまだ購入していなかった、人気ないの?いい作家さん&いい作品だと思うんだが。オルゴールって、手に取ったことはあるのに意
「殺した夫が帰ってきました」桜井美奈、小学館文庫。本日2冊目。タイトル買いしたので「塀の中の美容室」を書いた作家さんだと、先ほど気づきました。こういう作品も書くんだ〜。正直、この設定&ストーリー展開だと、こういう真相しかないだろうなと思いながら読
「冬華」 大倉崇裕、祥伝社。本日1冊目。図書館で予約して読みました。シリーズ物だったのね、知らずに読んでしまいました。ただ前作読んでいなくても十分楽しめると思います。まあ、読んでいた方がいいに決まっているが。主人公たち以外のキャラが魅力あるから
「スモールワールズ」 一穂ミチ、講談社。本日2冊目。これだけ高いレベルで直木賞受賞できなかったか〜、「テスカトリポカ」はこれ以上なのか。インパクトがある印象的な作品、手垢のついた表現なのは重々分かった上で敢えて書きました。予想外のラストだから、そ
「コールド・ファイル 警視庁刑事部資料課・比留間怜子」 山邑圭、角川文庫。本日1冊目。電子書籍。タイトル長〜。今後のシリーズ化を意識してなのか、多少登場人物たちの紹介、イントロダクション的な作品ではありました。ミステリーとしては正直よくあるパター
「うしろむき夕食店」 冬森灯、ポプラ社。図書館で予約して読みました。作品の面白さより表紙が美味そうが勝ってしまったな〜。お店に関する話もインパクトが弱かった気がしたし、いい話ばかりなんだけど、その一方で話のイメージ、インパクトがやはり弱かった
「罪の因果性」 横関大、角川書店。かなりネタバレあります、ご注意ください。横関作品だから買って読んだんですが、考えさせられるラスト。彼女の今は?ここをあえて明確にしなかったのが考えさせられるラストになったと思います。また、殺す前に最終確認しな