「依存」 文縞絵斗、講談社。
本日1冊目。
図書館で予約して読みました。
依存で済む話しかな〜。
ミステリーの新人賞受賞作なのはよく分かる、ラストまで真相が分からず、先を読みたくなるストーリー展開は新人作家とは思えない。
ただ、あくまでもフィクションだからこその真相。この作品にリアリティーさを感じるのはちょっと無理かな。何故ならここまで警察が節穴だと思えないから。防犯カメラでこの駅にいたことが分かるなら、その後どこにいたのかもある程度分かるはずなのよ、海外のオリンピック選手みたいに意図的に逃げるような行動するならまだしも。ホームレスの目撃がないとここまでの行動は取らなかったというのが作品の核になるが、警察はホームレスの目撃証言をどう捜査に活かしたのか?あくまでもフィクション、フィクションとして楽しんでください。
次回作に期待します。
100点満点中70点。
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