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日記一覧
- 2024書評38(2024年度17冊目)
- 2024年01月31日19:34
｢ファラオの密室｣ 白川尚史、宝島社。第22回このミステリーがすごい！大賞受賞作。この大賞シリーズ、最近特にレベル高いなと思っていましたが、今年のこの作品、好き嫌い分かれるだろうがレベルは高いですね。エジプトとか奴隷とか神様に王様、死人が数日と
- 2024書評37(2024年度16冊目)
- 2024年01月30日21:56
｢まぼろしを織る｣ ほしおさなえ、ポプラ社。本日2冊目。親がきっかけでちょっと人生一休みしている二人の物語。どちらも真っ直ぐな人だなと思いながら読んでました。飛び降り自殺した人とぶつかって怪我をして引きこもる、なかなかのスタートダッシュ(苦笑)。
- 2024書評36(2024年度15冊目)
- 2024年01月30日21:38
｢君の背中に見た夢は｣ 外山薫、角川書店。本日1冊目。結婚歴のない50歳オーバーのおじさんからしたらニュースやドラマとかでしか見ない設定。実際はもっとハード、実際はもっとシビアなのかもしれないが、フィクションとしては丁度良かったなと感じた。共働き
- 2024書評35
- 2024年01月29日21:35
｢存在のすべてを｣ 塩田武士朝日新聞出版。これはスゴいな〜。誘拐事件から始まり警察官が死亡した後を引き継ぐかのような記者。ミステリーかと思いきや、本格ミステリーとたは言えない。でも不満無し。ミステリーでは出せない重厚感というか作品からくる重み
- 2024書評34
- 2024年01月28日15:29
｢鴉の箱庭 警視庁捜査一課十一係｣ 麻見和史、講談社ノベルス。本日2冊目。電子書籍。う〜ん、予想外ではあるんだけど、ちょっと無理やり感満載だったかな。この犯人の仕事、まあ、内容はともかく学校の先生とかレストランの料理人とかじゃないことくらい想像
- 2024書評33(2024年度14冊目)
- 2024年01月28日15:16
｢この間取り、ここが問題です！｣ 船渡亮、講談社+α新書。本日1冊目。タイトルに惹かれて読む。80後半の父、70後半の母、一人寝たきり、一人は歩くのやっと。私は50代の小太り。こういう家庭環境だと数十cmの段差がキツい。車椅子もベッド毎民間の救急車乗せ
- 2024書評32(2024年度13冊目)
- 2024年01月27日20:45
｢地ごく｣ 献鹿狸太朗、講談社。本日2冊目。以前からこういう作風苦手で敬遠していたんですが、最近ちょっとずつ手に取るようにしてきました。それが功を奏したのか、この作品は2作品収録されていたが、2作品とも読みやすかった。で感想なんですが、表題作のイ
- 2024書評31(2024年度12冊目)
- 2024年01月27日20:20
｢彷徨う者たち｣ 中山七里、NHK出版。本日1冊目。これでこのシリーズ完結なんですか。中山作品=どんでん返しって勝手なイメージ持ってるんですが、今回はそのイメージはほとんど感じなかった。というか、ミステリーは二の次で(中山さんには申し訳ない言い方で
- 2024書評30(2024年度11冊目)
- 2024年01月26日21:37
｢キスに煙｣ 織守きょうや、文藝春秋。自分で選んで読んでおいて言うのもなんなんですが、正直こういう設定の作品得意ではないんです。ただ、フィギュアスケーターにしたのは正解だったと思う。こういう設定だからという意味ではなく、大きな怪我をしたあと違
- 2024書評29
- 2024年01月25日20:19
｢翔んでる警視��｣ 胡桃沢耕史、双葉文庫。再読。電子書籍。このシリーズ昔大好きで結構読んだんですが、この作品は全く覚えていなかった。志村さんに乃木さん、二人のライバルに新たな海外女刑事も出てきる。今読むとかなりインパクトある事件&動機。この動機
- 2024書評28(2024年度10冊目)
- 2024年01月24日22:53
｢県警の守護神 警務部監察課訟務係｣ 水村舟、小学館。第二回警察小説新人賞受賞作。新ジャンルではあったかな。確かにこの設定は今まで読んだことなかったはず。新人賞受賞作と言われれば確かにそうかなと感じる、いい点はいくつかあったけど、とにかくキャラ
- 2024書評27
- 2024年01月23日22:00
｢山ぎは少し明かりて｣ 辻堂ゆめ、小学館。図書館で予約して読みました。意外な真相、どんでん返しを用意してあるミステリー系の作品ではなく、設定&人物描写で読ませる系の作品でした。偶然とはいえ、石川県中心に発生した地震、今日もニュースで自宅崩壊後も
- 2024書評26(2024年度9冊目)
- 2024年01月22日21:23
｢風に立つ｣ 柚月裕子、中央公論新社。変な感想だと思うんですが、感じたままを書きます。漫才の大会の最高峰と言ったらM-1グランプリだと思うんですが、色んな芸人さんのネタを見るたびに感じるのは、上手い=面白いではないこと。錦鯉のお二人は素人からする
- 2024書評25
- 2024年01月21日22:22
｢戦国女刑事｣ 横関大、小学館。本日2冊目。図書館で予約して読みました。初期の横関さんの作風が感じられる作品でした、個人的にはザ･エンターテイメントって感じで好みの作品でした。中学生レベルの歴史の知識があれば十分太刀打ちできます。私がそのレベル
- 2024書評24
- 2024年01月21日17:37
｢宮部みゆきが｢本よみうり堂｣でおすすめした本 2015-2019｣ 宮部みゆき、中公新書ラクレ。こういう書評、おすすめの作品を紹介するのを読むのが好きなんです。ましてや宮部みゆきさんだから最後まで楽しく読めました。ミステリーに限らず幅広いジャンルの作品
- 2024書評23
- 2024年01月20日21:09
｢黒い絵｣ 原田マハ、講談社。電子書籍。電子書籍だから本の帯が分からないんだが、この作品の紹介や他の方の感想とかを読んでみると、タイトルにある黒、黒い世界とか腹黒さとか、その辺りを書いていた。私も似たような感想になるが人の腹黒さは感じたし、闇
- 2024書評22(2024年度8冊目)
- 2024年01月19日21:35
｢薬師寺ロミの推理処方せん｣ 平野俊彦、講談社。タイトルに推理とあるけどミステリーかといわれるとちょっと微妙。薬剤師の本当のというか本来の役割、立場がよく分かる作品で、軽く読める医療物と考えたら面白い作品だと思いますが、ミステリーではない気が
- 2024書評21(2024年度7冊目)
- 2024年01月18日20:49
｢実家暮らしのホームズ｣ 加藤鉄児、宝島社文庫。ほ〜、そうきたか〜。最初の話のラストに気になる謎を残していたんですが、こういう真相だったのかな、全く気づかず、作者さんに上手く騙されました。個人的には主人公がもう少しいい意味で爆裂というか個性を
- 2024書評20
- 2024年01月17日20:53
｢ここでは祈りが毒になる｣ 嶋中潤、講談社。図書館で予約して読みました。シリーズ第2弾になるのかな。第1弾同様結構ボリューミーというか詰め込んだ作品だなと感じました。でも前作よりは読みやすく一本筋は通っていた気がしました。一方で前作も今回も登場
- 2024書評19
- 2024年01月16日21:51
｢福音列車｣ 川越宗一、角川書店。本日2冊目。図書館で予約して読みました。正直こういうジャンルの作品は得意ではないんですが、過去の川越さんの作品が比較的相性良かったので今回も読んだんです。計5作品、全てが好みって訳ではありませんが、非常に良作、
- 2024書評18(2024年度6冊目)
- 2024年01月16日21:27
｢ぼくは青くて透明で｣ 窪美澄、文藝春秋。本日1冊目。以前窪美澄さんの作品読んだ感想に書いたと思うんですが、窪作品との相性がいいみたいで、読んでて感銘受けるんですよ。で、この作品なんですが、これも好印象、さすが窪さんって思っちゃったな〜。この家
- 2024書評17(2024年度5冊目)
- 2024年01月15日20:51
｢彼女が遺したミステリ｣ 伴田音、双葉文庫。第6回双葉文庫ルーキー大賞受賞作。この賞、イマイチピンときてないんだけど他の受賞作浮かばず。決して悪口ではないんです、読後まずパッと浮かんだのは、フィクションだな〜と。登場人物たちのキャラ設定、状況、
- 2024書評16(2024年度4冊目)
- 2024年01月14日21:00
｢東京ゼロ地裁 執行2｣ 小倉日向、双葉文庫。本日2冊目。電子書籍。シリーズ第2弾。第1弾でも感じましたが、悪をいかに悪く書くか、そこが大事なんです。そういう点では今回も合格。死刑執行されても罪悪感皆無ですから。ただ当たり前だけどフィクションだから
- 2024書評15
- 2024年01月14日17:54
｢ダイヤル7をまわす時｣ 泡坂妻夫、創元推理文庫。再読。何十年前に読んで以来再読。その時はどこ出版の文庫だったのかな？ノベルズ？こういう名作が再販されるのはいいことです。今の若い世代だと表題作なんてピンとこないんじゃないかな。日本人同士の組の
- 2024書評14(2024年度3冊目)
- 2024年01月13日20:21
｢混沌時代の新･テレビ論ここまで明かすか！テレビ業界の真実｣ 田淵俊彦、ポプラ新書。元テレビ東京の人、業界人ならではの内容ではあったけど、全体通して薄味だったかな。テレビがオワコンだとは思ってないけど、テレビ局がオワコンなのはちょっと分かる。最
- 2024書評13
- 2024年01月11日20:40
｢まいまいつぶろ｣ 村木嵐、幻冬舎。三拍子という漫才師がいて、徳川15代将軍の名前の覚え方というネタがあるんですが、その中で｢家重は病弱だったので女性説｣というフレーズがありました。以上、52歳のオッサンの家重に関する知識全てです(苦笑)。そんな私で
- 2024書評12
- 2024年01月10日21:23
｢砂時計 警視庁強行犯係捜査日誌｣ 香納諒一、徳間書店。図書館で予約して読みました。好きな点と、う〜んって思っちゃった点、それぞれあった短編集。ちゃんとした捜査、少ない登場人物なのにちょっと意外な真相で読者を驚かせようという作者さんの意図が感じ
- 2024書評11(2024年度2冊目)
- 2024年01月09日21:50
｢魔女推理 きっといつか、恋のように思い出す｣ 三田誠、新潮文庫NEX。シリーズ第2弾。前作は正直そんなに好みじゃなかったので今回もダメかなと思いつつ読みました。やはり暗い話ですなと思いながらも、前作で慣れたからなのか分からんが、今回の方が好み。読
- 2024書評10
- 2024年01月08日21:55
｢リカバリー･カバヒコ｣ 青山美智子、光文社。本日2冊目。正直最初の話読んで、今回は今までの青山作品より軽いなと感じたんですが、読み進めていくうちにラストはある程度想像ついたけど、一つ一つの話が印象的で段々この作品にハマってきました。いい意味で
