mixiユーザー(id:22004800)
日記一覧
- 2023書評223(2023年度181冊目)
- 2023年06月30日21:34
｢あなたの燃える左手で｣ 朝比奈秋、河出書房新社。三島賞受賞作家さんの新作。こういう幻肢痛、これ自体特殊な設定なのに、ここに世界、領土、戦争とかを絡められると、さあ大変。ついていけない世界観でしたね〜。幻肢痛ってミステリーとかでたまに出てくる
- 2023書評222(2023年度180冊目)
- 2023年06月29日21:08
｢陽炎の市｣ ドン･ウィズロウ、田口俊樹訳、ハーパーBOOKS。シリーズ第2弾。私がよく本を買う三省堂書店に物凄い数平積みされていた。でも感想が意外と少なくてビックリ。苦手な海外作品ですが第1弾が面白かったので今回も買いました。こういう展開はある程度
- 2023書評221(2023年度179冊目)
- 2023年06月28日21:27
｢一八三 手錠の捜査官｣ 泉サリ、集英社オレンジ文庫。う〜ん、このストーリー展開、個性的と言うべきか、それともちょっとダメでしょと思うか、賛否両論分かれそうな気がします、正直私はちょっと否。本当かどうか昔から疑問ではあったんですが、警察官って結
- 2023書評220(2023年度178冊目)
- 2023年06月27日07:35
｢哀惜｣ アン･クリーヴス、高山真由美訳、ハヤカワ文庫。同性パートナーとかダウン症の人たちとか、結構色々な登場人物がいた割にはあっさり味というか淡々と物語が進む、悪くない。個人的には意外な真相というより落ち着くところで落ち着いたって感じ。ただち
- 2023書評219(2023年度177冊目)
- 2023年06月26日09:07
｢しおかぜ市一家殺害事件 あるいは迷宮牢の殺人｣ 早坂吝、光文社。う〜ん、こういう作品には必要だと分かってはいるけど、このページ数にしては残虐な事件の描写が長すぎた気がしてならない。もちろん殺人者のキャラって重要なのでここにある程度ページ数を費
- 2023書評218
- 2023年06月25日18:19
｢おれの血は他人の血｣ 筒井康隆、新潮社。本日3冊目。電子書籍。再読。もう何回読んだか分からないくらい読んでる作品の一つ。個人的には筒井康隆さんの最高傑作の一つだと思っています。タイトル通りの作品なんです。ドタバタ物とも言えるし黒幕が最後まで分
- 2023書評217(2023年度176冊目)
- 2023年06月25日16:23
｢飛べない雛 横浜ネイバーズ��｣ 岩井圭也、ハルキ文庫。本日2冊目。このラスト、中途半端ですな〜。シリーズ物ですからこういうラストを全て否定する気なんて全く無いんですが、あのような状況下で彼女だけ逃げ切れる？友人の身内とはいえ友人のために警察官
- 宝塚記念
- 2023年06月25日08:59
本日は宝塚記念。イクイノックスの取捨選択、それに尽きると思ってます。海外遠征大丈夫=関西初遠征大丈夫って言えるのか？そういうとこ含めて予想しましたが、多分3着までには入ると思いますが、頭は他の馬でも逆転可能かなと判断しました。イクイノックスと
- 2023書評216(2023年度175冊目)
- 2023年06月25日08:38
｢大雑把かつあやふやな怪盗の予告状｣ 倉知淳、ポプラ社。本日1冊目。図書館で予約して読みました。う〜ん、期待高過ぎたかな。ミステリーとしてというより、小説として一言言いたい。名探偵が警察いるのに事件解決に奮闘する、当たり前ですがフィクションです
- 2023書評215(2023年度174冊目)
- 2023年06月24日18:59
｢赤い月の香り｣ 千早茜、集英社。忘れてた、この作品、あの作品の続編になるのか。千早作品をそんなに読んでる訳では無いんですが、あまりシリーズ化しないイメージがあります。だからあのシリーズだと思わず最初気づかず。ただ、正直なところ前作の方が好み
- 2023書評214(2023年度173冊目)
- 2023年06月23日22:56
｢朝星夜星｣ 朝井まかて、PHP研究所。本日2冊目。図書館で予約して読みました。実話？この作家さんはフィクションとノンフィクション、絶妙なバランスで書ける作家さんなのかな、今回も面白かったです。ただ、前作の牧野富太郎に比べると全体通してパワーダウ
- 2023書評213(2023年度172冊目)
- 2023年06月23日21:51
｢この限りある世界で｣ 小林由香、双葉社。お〜、そうきたか〜って感じ。このストーリー展開&ラストでこういう驚きを感じられるとは思っていなかった。正直、この加害者女性の行為、その行為に至る動機、考え方はかなりヘビーというか、自分勝手な考えなはず。
- 2023書評212(2023年度171冊目)
- 2023年06月22日07:41
｢木挽町の仇討ち｣ 永井紗耶子、新潮社。図書館で予約して読みました。ほ〜、なるほど、そうきたかって思いました。ただ、ちょっと無理やり感は残ったかな、身内でこの設定というか状況が腑に落ちる理由がちょっと弱かった気がした。まあただの負け惜しみだけ
- 2023書評211(2023年度170冊目)
- 2023年06月21日20:09
｢急行霧島 それぞれの昭和｣ 山本巧次、ハヤカワ文庫。シリーズ物じゃないよね？個人的には作品の前半と後半でかなりイメージが変わってきたと感じた。気がついたらミステリーというより人情話になっていたかな。このスタイルだと失敗する作品もあるんですが、
- 2023書評210(2023年度169冊目)
- 2023年06月20日20:38
｢時計泥棒と悪人たち｣ 夕木春央、講談社。図書館で予約して読みました。超久しぶりに1冊読みきった。家族の関係と気力&体力両方なかったから。で図書館に返さなきゃいけないから読んだんですが、シリーズ物なのか、やはり前作読んでから読んだ方がいいと思い
- 2023書評209(2023年度168冊目)
- 2023年06月10日21:18
｢もっと知りたい！大谷翔平SHOW TIME 観戦ガイド｣ 福島良一、小学館新書。この著書は個人的にはある程度野球の知識がないと楽しめないかな、いわゆる入門ではなく専門書に近いかな。かなり分かりやすく書いてありますが。個人的にはこのまま40歳近くまで二刀
- 2023書評208(2023年度167冊目)
- 2023年06月07日21:16
｢墨のゆらめき｣ 三浦しをん、新潮社。感想書く前にどうしても書きたいことが。私のスマホ、三浦しをんを全て平仮名で入れてもこの名前が一発で変換できないんですよ。東野圭吾さんとか浅田次郎さんとかは変換できるのに、三浦さんって超有名な作家さんだと思
- 2023書評207(2023年度166冊目)
- 2023年06月06日21:59
｢メロスの翼｣ 横関大、講談社。スゴい作品書きましたな〜。ネタバレになるから詳しく書けないが、何故中国地方選手として出場したのか、正直そこがちょっと弱いと感じた。卓球だしおかしくは無いんだけど、もう少しそこが納得できる理由づけをもっと描いてく
- 2023書評206(2023年度165冊目)
- 2023年06月05日21:14
｢円周率の日に先生は死んだ｣ ヘザー･ヤング、不二淑子訳、ハヤカワ文庫。図書館で予約して読みました。苦手な海外作品。とにかく主要登場人物たち一人一人が重い。変な表現してるのは自分でも分かっているが、率直に感じたのは重い。正直、この隠された言動と
- 2023書評205
- 2023年06月04日18:31
｢哀しみに寄り添う 伊集院静傑作短編集｣ 伊集院静、双葉文庫。本日2冊目。 ほとんど昔に読んだ作品でしたが、買って読んで良かったと思ってます。最近は長編ばかりのイメージですが、伊集院静さんと浅田次郎さん、このお二人が短編の二大巨頭だと昔から思って
- 2023書評204(2023年度164冊目)
- 2023年06月04日17:13
｢クワトロ･フォルマッジ｣ 青柳碧人、光文社。図書館で予約して読みました。舞台の作品をノベライズしたみたいな作品。少ない登場人物だがそれぞれちょっとクセの強いキャラばかり。一つのレストランで繰り広げられる事件、そして意外な真相。映像化というより
- 2023書評203(2023年度163冊目)
- 2023年06月03日22:59
｢ストラングラー 死刑囚の逆転｣ 佐藤青南、ハルキ文庫。決して批判、悪口では無いんですが、こういう結末、真相しかなかったんだろうな、これがこのシリーズ全作読み終わって真っ先に浮かんだ感想です。真犯人、疑われずに複数回殺人を繰り返す、そりゃこうい
- 2023書評202(2023年度162冊目)
- 2023年06月02日19:50
｢署長シンドローム｣ 今野敏、講談社。シリーズ物だと分かっていたけど、全作読んでないけど手を出しました。とにかくミステリーだから事件、真相、謎解き･･･、本来はこれらに視点が注がれるべきだが、このシリーズは人、登場人物たちの魅力が全面に出ている。
