「スモールワールズ」 一穂ミチ、講談社。
本日2冊目。
これだけ高いレベルで直木賞受賞できなかったか〜、「テスカトリポカ」はこれ以上なのか。
インパクトがある印象的な作品、手垢のついた表現なのは重々分かった上で敢えて書きました。予想外のラストだから、それだけが理由ではないと思っています。上手いな〜。
各作品の登場人物たちがいい意味でキャラが立っていた、ストーリー展開もラストも勿論重要だが、やはり登場人物たちの魅力、リアリティーが重要だと再認識。油揚げの味噌汁が嫌いという、私には理解不能な登場人物もいましたが、非常にレベルの高い作品でした。
本屋大賞のノミネートは確実じゃないかな。現時点で今年読んだ作品は中でNo.1ですね。
100点満点中71点。
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