「ははのれんあい」 窪美澄、角川書店。
こういう作品も書くんだ、窪さんは!っていう驚きと、少しドギツイ、インパクト強烈な作品じゃなかったという思い、それぞれ感じました。
個人的にはよくできた子供だな〜、今時いるの?って思いながらも、作品の世界観にドップリハマってしまいました。上手いな〜。
離婚した父親自身も人間的に悪いと言い切れない、この絶妙なキャラ設定と子供との微妙な距離感、この辺が上手いんだよな。作品の質を上げていたと思います。
個人的には今年はあまり読んでいないんですが、今のところ今年No.1かな。
100点満点中71点。
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