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日記一覧

「虫歯から地球温暖化、新型コロナ感染拡大まで それ全部「pH」のせい」 齋藤勝裕、青春新書。本日2冊目。サブタイトル大袈裟と感じるかは人それぞれ、最近の新書にありがちなサブタイトルの長さですが、このサブタイトルに偽りなしって感じの内容。大した知識無

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「青春をクビになって」 額賀澪、文藝春秋。本日1冊目。額賀作品の中ではこの作品が一番印象的な作品だったかな。まずこの作品をこのタイトルにした、このセンスが見事。このタイトル見た後だどどのタイトルもピンとこなくなる。結構いい意味でヘビーなストーリ

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「ミドルノート」 朝比奈あすか、実業之日本社。朝比奈さんの作品は比較的読んでる方かな。いい意味で登場人物たちのキャラより設定&環境&ストーリー展開の方がインパクトある作品が多いかなと感じてました。この作品も4人の女性たちの生き方、普段の生活が、作

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2023書評342
2023年09月28日20:39

「半人前が残されて」 伊集院静、文春文庫。再読。雑誌に連載していたエッセイを集めた著書。若い頃ほぼこのシリーズ読んでいたが、最近古本屋で再度買い集めました。色んなエッセイありましたが、やはりタイトルになった、半人前が残されてが印象的。私は昔か

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「サドンデス」 相場英雄、幻冬舎。本日2冊目。フィクションの中の絵空事とは言えないリアリティーさを感じた。彼女がある程度こういう世界で成功する、彼が世間全般からある特定の個人を標的にして最悪の行動を取ろうとする、この辺りまでは他の作家さんの作品

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「密室ミステリガイド」 飯城勇三、星海社新書。タイトル通りの密室ミステリーを紹介するガイド。海外、日本作品両方とも読んでいない作品多かったです。密室物を避けている訳ではないが、やはり難しいというか理解するのが面倒臭いって感じるから無意識で避け

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「でぃすぺる」 今村昌弘、文藝春秋。ある意味当たり前のことを書きますが、今村さんは本当に才能ある作家さんだな〜。帯にあるようにオカルト、ホラーなんですよ、作品のベースとなるものは。でも子供たちの冒険物でもあるし、ミステリーでもある。結構ヘビー

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「ナイフをひねれば」 アンソニー・ホロヴィッツ、山田蘭訳、創元推理文庫。シリーズ第4弾。他の皆さんとは違い正直私の中では当たり外れがよく出るシリーズなんですよ。で、今回は当たり。シンプルな謎&設定で、そんなに好きじゃないけど主人公のキャラを活かし

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「キッチン常夜灯」 長月天音、角川文庫。本日2冊目。電子書籍。長月さん料理、レストランの作品がメインの作家さんなのか?最初に読んだのが葬儀社シリーズだから、そのイメージが強いんだけど、最近は長月さん=レストランだから。今回も料理&レストラン&登場

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2023書評336
2023年09月24日16:18

「依頼人は死んだ」 若竹七海、文春文庫。本日1冊目。再読。久しぶりに葉村晶シリーズ読みたくて。この謎の男性ってこの後どうなるのか気になるんだけど、それ以前の問題としてこの謎の男性の存在すら忘れていたので、今回再読なのにめちゃくちゃ新鮮味感じて読

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「復讐は合法的に」 三日市零、宝島社文庫。本日2冊目。う〜ん、この作品のタイトル、本当に正解かな?確かに最初の話はまさにタイトル通り、お見事なオチで読んでて爽快感みたいなものも感じた。第3話、まあ、ギリギリ復讐と言えなくもない、確かに身内が怪我

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「不実在探偵の推理」 井上悠宇、講談社。う〜ん、本当に最近のミステリーは小難しいですね、まあ、私が頭悪いだけなんですが(泣)。正直帯の大絶賛、そこまでかな〜と感じてしまった。ただ個人的には主要登場人物たちのキャラ設定をありきたりな設定にしたのは

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「完黙の女」 前川裕、新潮社。この作品は賛否両論分かれるだろう。私はう〜ん、惜しいな〜。ノンフィクションとは言えないが、実際の事件をベースに書いている、私が最も好きなパターンの一つで、かなり期待したんです。実際途中まではこの後どう結論づけるの

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「一日署長」 大倉崇裕、光文社。ほ〜、そうきたか〜。一種のタイムトラベル物と言えるかな。こういう設定&ストーリー展開&このタイトル、どれもかなり個性的。もちろん何故時間を行き来できるのか、合理的な説明が全く無かったが、これはしょうがない、だって

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「ひまわり公民館よろず相談所」 柊サナカ、角川文庫。たまに見かけるパターンだったけど、こういう作品はたまに読みたくなる、一種の清涼剤。それなりに悪人というか心ない人達が出てくる、そこが一番評価したい点。ストレートな悩み相談でもいいんだけど、最

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「処刑台の女」 マーティン・エドワーズ、加賀山卓朗訳、ハヤカワ文庫。なるほどねって頷ける作品でもあるし、ちょっとな〜と拍子抜けした作品でもあったかな。登場人物は予想以上に多く、予想以上に人も死ぬ、個人的には死なないミステリーも嫌いじゃないが、や

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「素敵な圧迫」 呉勝浩、角川書店。本日3冊目。電子書籍。計6作品収録された短編集。ミステリー2〜3作品、残りはフジテレビ系でやってる世にも奇妙な・・・で映像化されそうな作品って感じかな。個人的には表題作も悪くはないが、3億円事件好きなので「ミリオンダラ

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「約束した街」 伊兼源太郎、幻冬舎。本日2冊目。う〜ん、期待高すぎちゃったかな。まあ、主要登場人物が少なすぎるから、このキャストでどんでん返しは無理と言われたらそれまで。なんとなく誰の子供かも想像ついちゃったし。告発状も若い時の話だし、こんなも

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2023書評327
2023年09月18日14:01

「姑獲鳥の夏」 京極夏彦、講談社文庫。再読。超久しぶり、京極堂、百鬼夜行シリーズの大長編新作発売記念ということで、シリーズ第1弾のこの作品を再読。もう何回読んだか分からないくらい読んでます。この作品のスゴいというか他の作品との違いは、最初の半分

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「魔女推理 嘘つき魔女が6度死ぬ」 三田誠、新潮文庫NEX。う〜ん、面白さがイマイチ分からず。タイトル&最初の5Pでなんとなく暗い話だとは想像つく、そしてその通り、それは納得しているんですが、前提条件というか設定の魔女なのか嘘なのか、結局最初の話以外

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「鳥啼き魚の目は泪」 宇佐美まこと、小学館。本日2冊目。図書館で予約して読みました。宇佐美作品って正直私の中では読みやすい作品はそんなにない。この作品も宇佐美作品の中でも特に最初の方は読みにくく、最後まで読めるか?とちょっとだけ心配に。昔の話が

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「劇場版シティー・ハンター 天使の涙エンジェルダスト 公式ノベライズ」 福井健太、徳間文庫。タイトル通り、映画のノベライズです。若い頃からのシティー・ハンターの大ファンですが、正直映画は観に行かないかな。多分映画観た後読むと丁度良い作品だと思うん

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2023書評323
2023年09月14日21:59

「高層の死角」 森村誠一、角川e文庫。再読。電子書籍。今年森村誠一さんの訃報を知り、森村誠一さんと言ったらと考えて選んだのがこれ。勿論いわゆる証明シリーズとか多少迷ったんですが、多分森村誠一さんの作品で最初に読んだのか多分この作品だったはずなの

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「小説家と夜の境界線」 山白朝子、角川書店。東野圭吾さんの作品で似たような作品あったよな?って思いながら読んでいたんですが、よくよく考えてみると似てて非なる作品だと感じました。笑いや毒の中に作家への愛を感じた東野圭吾さんの作品、作家という職業

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「三星京香の殺人捜査」 松嶋智左、ハルキ文庫。シリーズ第2弾。別の事件かと思いきや実は関連していた、正直よくあるパターンなんだけど、この作品はなかなかインパクトあり、まさかこのパターンだったのねと驚かされました。ただ、彼が黙秘していたとか、二人

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「デンマークに死す」 アムリヤ・マラディ、棚橋志行訳、ハーパーBOOKS。苦手な海外作品、でも比較的軽く読めたかな、テーマは重かったが。何かこういうヘビーなテーマの割には主人公が軽い。首相も日本のような人としての軽さではないが、何か軽い。ミステリー

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「いのちの十字路」 南杏子、幻冬舎。本日3冊目。図書館で予約して読みました。この作品を今この状況で読むのはキツかったな〜。今のところ実質母が父を介護、いわゆる老老介護。母は先日骨粗鬆症による骨折&リハビリで入院した際、脳の検査で、もしかしたら近

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「焔と雪 京都探偵物語」 伊吹亜門、早川書房。本日2冊目。伊吹さんの作品を買って読むのは初めて。基本計5話の基本スタイルは一緒だと思いますが、1〜3話と4〜5話は読後感はガラッと変わる。探偵が示した推理=真相、とは言いきれないパターンは他の作家さんの

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「アンリアル」 長浦京、講談社。本日1冊目。図書館で予約して読みました。まあ、明らかにシリーズ化意識したラストですね。別に嫌いじゃないです。主人公がどういう行動を取り、どう成長していくか、ここに楽しみ、面白さを感じられれば、小難しい理論やそれぞ

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「超一流の思考法 侍ジャパンはなぜ世界一になれたのか?」 鶴岡慎也、SB新書。私は日ハムファン。鶴岡慎也さんは日ハム優勝時のレギュラーキャッチャーで、FAでソフトバンクへ移籍してその後日ハムに戻ってきた珍しいパターンの選手だったので印象に残ってます

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