先日「もののけ姫」を再見してきました。 何度観ても圧倒される力作なのですが、スクリーンで対面すると波及力倍増。これはやはり、劇場で観るべき作品です。 観るたびに胸打たれるのは、アシタカがエボシ御前に案内されてタタラ場のハンセン病患者の集落
今「福祉住環境コーディネーター1級」の受験勉強やってます。 久しぶりの勉強だし、しかもけっこうレベルが高い(合格率は10%程度なので、気合いを入れて勉強せねばならんのですが・・・。 アタマに入らん。 こういうのって気合いだけじゃどうにもな
おお!やったー! 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」BD&DVDが9月25日にリリースされます! 昨年12月に、なんと当初の予定から1年遅れて上映が始まりましたが、2月以降のコロナショックのために興行に支障が。 でもこうして無事にソフト化
今日は朝から大雨。なので堂々のステイホーム。 DVDで午前中は「ランボー」、午後は「紅の豚」を観てました。 全然脈絡のない2本立てに見えますが、この両作には共通点があります。 それはどちらも「傷ついた帰還兵」の物語である、ということ。 ジョ
昨日から全国300館以上の劇場で「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ゲド戦記」の上映が始まりました。 ジブリ作品の旧作はほぼ劇場で観る機会がなかったので、喜び勇んで観てまいりましたよ。 今回私が選んだのは「風の谷のナウ
「ストーリー・オブ・マイライフ 私の若草物語」(ヒドい邦題!)の公開が正式に決まったそうで、まずはめでたし。 昨日BSプレミアムでマーヴィン・ルロイ版「若草物語」を観たばかりなので、嬉しさも倍増です。「レディ・バード」のグレタ・カーヴィグ
今日、NHKのBSプレミアムでオンエアされた「新幹線大爆破」。 これが何だか妙にTwitterで盛り上がってましてねえ! 実に愉快でしたよ。まるで「金曜ロードショー」でジブリ作品がオンエアされたときみたいなお祭り騒ぎ。 あげくの果てには『#新幹線大爆
ここ数日、「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」「呪いの館 血を吸う眼」「血を吸う薔薇」と、東宝「血を吸う」シリーズを夜な夜なたて続けに観ておりました。 日本映画がどん底だった時代、それでも何とか面白い映画を作ってやる!という気概をもって作られ
昨日、久々にジョージ・スティーヴンス監督作品「アンネの日記」を観ました。 今こそ観るにふさわしい、究極のステイホーム映画。 緊急事態宣言が出て、外出自粛、帰省自粛、挙げ句の果てには買い物の回数も制限ということになり、多くの人々が不満を抱い
これ見るの、何年ぶりでしょうか。 大林宣彦監督作品の一番人気と言えば「時をかける少女」ですね。 1億5000万円の直接制作費を角川春樹がポケットマネー(!)から供出して作らせたという、驚異のプライヴェートムーヴィー。 何度観ても、その端正
昨日、佐々部清監督の訃報を知り、毎年必ず7月に観ることにしている「チルソクの夏」のDVDを引っ張り出して、昨夜、観ました。 1977年の日本の下関と韓国の釜山を舞台にした、清廉な青春映画。 佐々部作品では、私はこれが一番好きです。 あと「カ
昨年、いろんな方からオススメをいただいていたこの作品、ダイナミック完全版と銘打たれたバージョンが立川シネマシティ極上音響上映の運びとなったため、コロナ騒ぎもものともせず、いそいそと出かけてまいりました。 なるほどなるほど。こりゃ面白い!こ
昨日は私もカミさんも出かける予定が潰されてしまったので、家で映画を観てました。 石原裕次郎主演の「あした晴れるか」と内田良平主演の「車夫遊俠伝 喧嘩辰」の二本立て。 「あした晴れるか」はとびきりキュートで楽しいラブコメディの快作。
正直、スルーするつもりでした。 予告編で広瀬すずがメタルバンドやってるシーンを観て、吉岡里帆主演の「音量上げろタコ!」のがっくり感が脳内で再現されちゃったものですから。 ところがどっこいこの映画、そういうモノではありませんで。 古くは「春
今日は立川シネマシティさんにて極上音響上映「ブルース・ブラザース」へ。 この映画を観たのって、今から39年前のちょうど今頃でしたなあ。懐かしい。 いや、それにしても楽しい楽しい!映画史上最高のミュージカル・アクション・コメディと言っても過
昨日は数日遅れの結婚記念日イヴェントでした(こんなご時世でイヴェント!?けしからん!なんて言わないでくださいね)。 まずは恵比寿ガーデンシネマにて「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」鑑賞。 いや、これは・・・、すごい映画。
冒頭のタイトルが素晴らしい! 「オズの魔法使い」でドロシーが履いていたルビーの靴のようにキラキラした「JUDY」の文字がスクリーンに大写しになっただけで、もう目がウルウルしてしまう人もいるんじゃないかな。 しかしながら、映画が描くのは落ち目に
今年もいつも通り、長野へスノーシューウォークに行ってきました。 と言っても、・・・とにかく雪がない!ホントにない! なので、いつも行ってるお山でなく、栂池高原スキー場の遥か上にある栂池自然園で雪歩きをやって来ました(お泊まりの場所はいつも
と言う訳で、「ミッドサマー」観てまいりました。 アリ・アスター監督の前作「ヘレディタリー 継承」は世評ほどには感心しなかったんですが、これは大いに楽しみましたよ。やったら明るく晴れやか、すっきり爽快な悪夢の世界でありましたな。 筋立ては、
昨日、新所沢レッツシネパークさんにて「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を、やっとカミさんに見せる事ができました。 やっぱりあのエピソードやこのエピソードがあるかないかでは全然印象が違ってくるねえ、なんか別の映画みたいに思えたよ、とは
片渕須直監督が、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」上映中の川越スカラ座に来館されるということで、昨夜、足を運んでまいりました。 上映終了後、監督登壇。 3年前のスカラ座での「この世界の片隅に」でも興味深いお話をたくさん聞けましたが、
今日は久々にカミさんと銀座へ。 シネスイッチ銀座で「イーディ、83歳 はじめての山登り」観てきました。 抑圧的な夫の介助をしてきたヒロインのイーディが、彼の死をきっかけに自らの失われた時間を取り戻すため、若き日に父と約束した「登山」の夢を
特養の仕事を辞してから1週間。 夜、寝る前に不安にならなくなりました。 気持ちよく朝を迎えられるようになりました。 最近、夜明け前に近くの公園に散歩に行くようにしています。そしてそこで、日が昇って来るのを眺めています。 私が欲しかったのは
1月31日付をもって、勤めておりました特別養護老人ホームを退職いたしました。 昨年の夏以降、カミさんや義母から「もう無理なんじゃない?」とたびたび言われてはおりましたが、その都度「大丈夫!やれるから!」と妙に意地になって突っぱねていたんで
第1次世界大戦という、もう百年も前の戦争の映像がこんなにも雄弁に「今も変わる事のない、戦争の本質」を物語るとは。 「ロード・オブ・ザ・リング」で知られるピーター・ジャクソンの新作は、当時のフッテージを最新技術で再生、カラー化することで、あ
宍戸錠、死去。享年八十六。 「野獣の青春」「拳銃(コルト)は俺のパスポート」などのハードボイルド路線のジョーさんもカッコ良かったですが、たぶんほとんどの方は「渡り鳥」シリーズのキザな殺し屋や、「ろくでなし稼業」「危いことなら銭になる」のよ
後半の重要なシーンで、父ギテクが息子ギウにこんなことを言います。 「一番いいのは、計画なんか立てないことだ。どんなに計画を立てたって、必ず予想外のことが起こってダメになる。でも最初から無計画なら何が起こってもあきらめがつく。いいか、ノープ
今、車を運転できる人の中で、エンジンの回転数を意識しながら運転してるって人、いますかね? 昔の車はスピードメーターの横にたいがいはトルクメーター(回転計)がついていたものですが、最近は装備されてるのが少ないようで。 実はあれって意外に大事