「東京プリズン」を書いた動機がこれなのだ。戦後の日本は左翼的だった(なぜなら民族主義が一夜にして覆される程度のものであったことを認めたくなかったからだ)から、保守の何たるかがまったくわかっていない、「反左翼」でしかない、哲学など何もない、「
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物と心は分けられないのだということを厳密に、あらゆる角度から検証する、中島義道の師匠の考察。大森の言う「立ち現われ一元論」は「心理−物理」の二元論からは解放されているが、主観−客観の二元論からは十分に解放されていないために、「観念論」と誤解
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