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2025年09月02日12:27

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映画「アンタッチャブル」(NHK-BS)

あまりの猛暑に、なかなか映画館にも足が向かず、NHKーBSで視聴。
1987年制作だから、もう38年も前だ。

1930年、禁酒法時代のシカゴ。
ギャングのアル・カポネ(ロバート・デニーロ)は、密輸した酒で莫大な利益を得ていて、そのほかにも殺人をはじめ、非合法の犯罪に手を染めていたのだが、なかなか警察は彼に手を出せない。

密輸品の酒を買おうとしない店を、ギャングの一味が爆破。そのあおりで店の少女が死んでしまう。
母親は警察署に「絶対に犯人を捕らえてください!」と懇願。

特別捜査官のネス(ケビン・コスナー)は、それを聞き、なんとしてもカポネを逮捕せねば、と誓う。
ベテラン警官のマローン(ショーン・コネリー)、財務省から派遣されたウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)、射撃の名手・ストーン(アンディ・ガルシア)らとタッグを組み、カポネ一味逮捕に全力を挙げる。

ウォレスは「脱税で逮捕できるかも」と言う。
所得税を納めていないと思われるが、確実なお金の出入りの帳簿が必要だ。
それを探し当てれば・・
しかしカポネ一味が差し向けた殺し屋がネスをつけ狙う。
ネスは妻子の安全が心配で、よその場所に移らせた。

カナダからの密輸の酒が国境近くで行われる、という情報をもとに、銃撃戦の末、一味の帳簿係を確保。
しかし、警察署のエレベーターに帳簿係と乗ったウォレスは、いっしょに乗り込んだ殺し屋フランク(ビリー・ドラゴ)に射殺されてしまった。
さらに、フランクは自宅にいたマローンもマシンガンで銃撃。

虫の息だったマローンは、駆けつけたネスに、カポネの会計係が駅で乗る列車を告げる。

ネスは駅へと向かうが、階段を乳母車を引いて難渋しながら登る女性を見かけ、引っ張り上げるのを手伝おうとする。
だが、そのとき階段を降りようとする男、それこそが会計係だった。

即座に銃撃戦になり、銃弾が飛び交う中、赤ちゃんを載せた乳母車が階段を落ちていく・・
その乳母車を体で受け止めながら、ネスを援護するストーンは一味の男たちに発砲。

会計係をつかまえたネスとストーンは、カポネの予備審問に出席。
だが、カポネに買収された陪審員たちがいた。
ネスは陪審員の入れ替えを要求。
追い詰められたカポネの弁護士は「有罪を認める!」と発言。激怒したカポネは弁護士に殴りかかり、法廷は大混乱に。

カポネには懲役11年の刑が下った。
シカゴ市警をあとにしたネスは、新聞記者から「禁酒法が廃止になるが・・」と問いかけられ、「一杯やるよ」と答えるのだった。


わたしは「えっ!?この映画見てないの!?」と言われる名作がいっぱいあるのだが、これもそのひとつ。
思うに日本での封切りが1987年の秋、このころわたしは失業中で、アルバイトを掛け持ちして食うや食わずの生活だった(;´∀`)。
だもんでなかなか映画館に行く余裕がなく、見ないままだったと思われる。
エイゼンシュテインへのオマージュと言われる「乳母車が落っこちる」シーンは知っていたのだが。

それにしてもケビン・コスナー、ショーン・コネリー、ロバート・デニーロ、アンディ・ガルシア共演とは、なんてぜいたくな出演陣!
ケビン・コスナーが若いなあ・・これがきっかけで人気スターになったんだな。
カポネを追い詰める捜査陣、それを阻み、殺し屋を差し向けるカポネとの攻防が見もの。
しかし、シカゴはいまだもって「ギャングの街」というイメージですね。
(9月1日)
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