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日記一覧

韓国文学に関する、オンライン開催でのイベントに参加しました。韓国の女性作家ハン・ガン氏の翻訳をされた4人(斎藤真理子さん、きむ・ふなさん、古川綾子さん、井手俊作さん)のオンライン配信によるトークイベントの記録です。当日聞いたお話のメモを元に

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ヘヨン(チャン・リウ)は5人きょうだいの長女。一人息子ドンミンは、問題行動が多くて落ち着きがなく、小学校の担任は彼の悪ふざけの様子をスマホで撮って、送りつけてくる始末。次女のグモク(イ・ソンヒ)は、お金だけが信じられるというタイプ。三女のグ

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「ユニへ」は、韓国では釜山国際映画祭でオープニング上映され、昨年11月に、韓国で一般公開されている。(以下、ネタバレありです)。韓国に住むユニ(キム・ヒエ)のもとに、日本から届いた手紙。『あなたが夢に出てきました。20年以上会っていないけれ

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晩秋に開催される、大阪韓国領事館・文化院主催の「大阪韓国映画祭」。例によってコロナ禍のため、今年は韓国からの俳優さんのゲストは無かった。今回、3本見たのだが、それでも力作ぞろいだった。まず、タイトルからして何か不穏な「私を救わないでください

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柳美里さんの「JR上野駅公園口」が、全米図書賞翻訳部門にノミネートされている、と知ったのは夏ごろだったろうか。この小説、雑誌掲載時に少し読んだだけで、文庫本が出ているのも気づかなかった。せっかくだから最初から読んでみようと書店で探すが置いてい

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バクスター(ジャック・レモン)はニューヨークの保険会社勤務。定時過ぎても残業することが多い。そして残業後は外で時間をつぶし・・そんなことをしているのにはわけがある。彼は会社からほど近いアパートに住んでいるのだが、会社の部長4人に、愛人との情

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75歳の桃子(田中裕子)は、夫を亡くし独り暮らし。子ども二人も独立して家を出ている。今日もひとり、あしたもひとり。図書館で子供向けの図鑑を借り、病院に通院するだけの退屈な日常。そんな彼女の前に突如現れたのが、彼女の脳内の「寂しさ」を具現化し

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映画「罪の声」
2020年11月04日16:16

1984年に日本中を震撼させた、企業脅迫事件。食品会社の社長が拉致・誘拐されたが、ほどなく解放。しかし犯人グループは、挑発的な「挑戦状」を当の企業やマスコミに送り付け、店頭に青酸入りの菓子を置き、執拗に犯行を続ける。金銭を要求してきたものの

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