新型コロナ感染者がかなり増え、繁華街への外出には不安もあるので、電車の乗客や人込みの少なそうな、平日の時間帯に映画を観に行ってきました。4月に、82歳で亡くなった大林宣彦監督の遺作映画。サブタイトルに「キネマの玉手箱」とあるように、映画への
1940年代の朝鮮・京城(現在のソウル)。日本の植民地下、学校の朝鮮語の授業は禁じられ、「創氏改名」として、朝鮮人の姓も日本風に改めさせる政策が取られてゆく。パンス(ユ・ヘジン)は、妻を亡くし、子供二人を抱えて、映画館の呼び込みをするかたわ
1994年のソウル。ウニ(パク・ジフ)は14歳の女子中学生。学校にも家庭にも居場所がないと感じている。別の中学に通う女の子と親しくしたり、ボーイフレンドのワジンと付き合ったりしている。ウニの担任は「このクラスにいる“不良”の名前をふたり書け
朝鮮戦争が勃発した後、北朝鮮軍の南下で、韓国軍は追い詰められていた。状況を打開するため、マッカーサー指揮下のもと、仁川(インチョン)上陸作戦が極秘裏に進められるが、計画の成功のため、北朝鮮軍の目をそらそうと、いわば「陽動作戦」がおこなわれる