mixiユーザー(id:21258650)

2024年05月24日18:08

118 view

ストロング小林さん追悼(696)

80年新日本プロレス「MSGタッグ・リーグ戦」もいよいよ大詰め、第17戦は12月8日、鹿児島県立体育館(観衆5,500人満員発表)大会。

優勝の行方を左右する2大公式戦(公式戦は全て45分1本勝負)が行われています。先ずはセミファイナル、アンドレ・ザ・ジャイアント&ザ・ハングマン組とタイガー・ジェット・シン&上田馬之助組の一戦。

アンドレ&ハングマン組は途中棄権したジョニー・パワーズ&オックス・ベーカー組の不戦勝を含めて7戦4勝1不戦勝2分、失点7の28点。

スタン・ハンセン&ハルク・ホーガン組はパワーズ&ベーカー組の不戦勝を入れて既に公式戦は終わっており8戦4勝1反則勝ち1不戦勝2分、失点8の32点。

この後のメインイベントに出場する猪木&ボブ・バックランド組7戦5勝2分、失点6の29点で残り公式戦が1試合となっており、優勝の可能性があるのはこの3チー厶となります。

アンドレ&ハングマン組は一本勝ちなら33点で決勝進出が決定、反則、リングアウト勝ちなら32点でハンセン&ホーガンと並ぶことに。アンドレ&ハングマン組とシン&上田組は12月1日、愛知県体育館で公式戦外のスペシャルマッチで前哨戦で対戦し5分55秒にアンドレが上田をヒッププレスからの体固めで圧殺していますが、優勝決定戦進出が賭かった大一番。

アンドレ&ハングマン組はパワーでシン&上田組を圧倒、しかしハンセンがリング下に姿を現しました。どちらに加勢という訳でもなさそう。ハンセンに気を取られて場外に出たアンドレ、シンはその隙を突いてレフェリーの死角になる様、ハングマンの喉元に凶器打ち一撃。すかさずシンがハングマンをカバー、3分30秒、カウント3が入り体固め。

シン&上田組が5点をゲットして8戦4勝1リングアウト勝ち3敗、失点16の24点。アンドレ&ハングマン組は8戦4勝1不戦勝1敗2分、失点12の28点でリーグ戦を終了、次のメインイベントに出る猪木&バックランド組は1試合を残して29点の為、優勝戦線から脱落しました。

セミ終了時点で12月10日、大阪府立体育会館での優勝決定戦は猪木&バックランド組vsハンセン&ホーガン組に決定しています。

メインイベントの公式戦、猪木&バックランド組と坂口征二&ストロング小林組の対戦。11分59秒、バックランドがS小林をバックドロップからの体固めで破り、8戦6勝2分、失点6で負けなしの34点の1位でリーグ戦終了。坂口&S小林組は7戦3勝4敗、失点20で15点、残り公式戦が1試合、この一戦がS小林にとって生涯最後の猪木戦となりました。

セミ前は長州力とハンセンのシングルマッチ30分1本勝負で僅か1分32秒、ハンセンがウェスタン・ラリアートからの体固めでフォール勝ち。ホーガンは藤波辰巳に8分50秒、片エビ固めでフォール勝ち。

バッドニュース・アレン&ウィリエム・ルスカ組は永源遙&藤原喜明組と対戦、12分27秒、ルスカが永源を腕ひしぎ逆十字固めでギブアップさせています。

星野勘太郎はレネ・グレイを11分37秒、体固めで破り、木村健吾はジョージ高野を12分46秒、体固めで降しました。

第18戦は12月9日、福岡九電記念体育館(テレビ収録、観衆6,000人超満員発表)大会。この日は優勝決定戦の後に放送される「4大シングルマッチ」が行なわれています。(4大シングルマッチのみ全て60分1本勝負)

メインイベントは猪木とアンドレの一戦、キーロックでアンドレを絞め上げる猪木、これを持ち上げるアンドレ、両者の攻防ではお馴染みの展開から猪木は延髄斬りをヒットさせると腕ひしぎ逆十字固め。これを堪えたアンドレはロープにエスケープ、猪木が逆十字を掛けた状態でもつれてエプロンから両者場外へ。

場外でも逆十字を離さない猪木、カウント20ギリギリで技を解いてリング内に戻ろうとする猪木のボディをアンドレは捕まえて離さず、14分4秒、両者リングアウトの引き分け。

セミファイナルはバックランドとハンセンの3度目のシングル対決、ハンセンにはパワー負けしないバックランド。バックランドがハンセンにコブラツイスト、ハンセンも切り返して両者もつれて場外へ。

先にリングに上がったハンセン、バックランドにブレーンバスター、バックランドはセミ前の試合を終えたホーガンがしハンセンに加勢し11分56秒、バックランドの反則勝ちとなりました。

セミ前はこの日より特別参加の「アメリカン・ドリーム」ダスティ・ローデスが登場、ホーガンとのシングルマッチが実現。手四つの力比べを挑むホーガンにローデスはバイオニック・エルボー、ホーガンもニーアタックからのボディスラム、エルボードロップ得意のギロチンドロップを出していきます。

場外戦となり、ホーガンに鉄柱にぶつけられたローデスは額から流血、両者リング内へ。ローデスとホーガン真っ向から殴り合いとなりましたがローデスの出血が酷い、傷口を確認しにレフェリーが割って入りましたが、ホーガンは「邪魔するな」とばかりレフェリーに暴行。9分20秒、ローデスの反則勝ちに終わっています。

福岡大会は年内最終放送となる12月26日の「ワールドプロレスリング」で録画中継され、上記3試合が放送されています。

藤波vsシンのシングルマッチ、上田と共に入場してきたシン、上田に気を取られている藤波を背後からターバンで首絞め、場外へ落としてビール瓶、椅子での攻撃、僅か1分17秒、藤波の反則勝ちとなりました。

公式戦最終試合は坂口&S小林組と長州&星野組の一戦。ヤマハ・ブラザーズばりにスロースターターのS小林に集中攻撃を加えた長州&星野組でしたが小柄な星野が捕まり坂口がアトミック・ドロップを決めてS小林にタッチ、S小林は星野にトドメのアトミック・ドロップ。13分14秒、S小林が星野を片エビ固めでフォールし快勝。

坂口&S小林組は8戦4勝4敗、失点20の20点でリーグ戦終了、五分の成績に終わりました。長州&星野組は8戦1勝1反則勝ち6敗、失点31の9点でリーグ戦終了となりました。

上田は木村健を8分2秒、片エビ固めで破り、木戸はグレイに8分11秒、逆さ押さえ込みでフォール勝ち。アレン&ルスカ組vs藤原&荒川組は10分43秒、アレンが荒川を体固めで降しています。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年05月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031