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2023年07月22日09:59

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映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

戦時中のヨーロッパ。
ナチスが多くの奪略品を運ぼうとしていた列車から、貴重な遺物を奪還するべく、ナチス将校に変装した、インディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)。
オックスフォード大学の同僚・バジル(トビー・ジョーンズ)もナチスに捕まっており、その救出も必要。

しかしアメリカ人であることがばれてしまい、絶体絶命。
からくも逃れるインディとバジルだったが、お目当ての「遺槍」は、偽物だった。

だが、ドイツの科学者・ユルゲン(マッツ・ミケルセン)は、古代の数学者・アルキメデスによって発明された「ダイヤル」を狙っていた。
この「ダイヤル」は、半分で、もう半分を合わせれば、神秘のパワーが得られる、というのだ。
車両の屋根を走り抜け、連合軍の爆撃を避けながらの、インディとユルゲンの大格闘。
列車が橋を渡るときに爆破され、インディとバジルはアルプスのふもとの河に飛び込んで九死に一生を得た。ユルゲンの持った「ダイヤル」は、河に落ちてしまっていた。

時は流れ1969年。
アメリカは宇宙飛行士の月面着陸に沸いていた。
年老いたインディは、大学を退官。息子はベトナムで戦死、妻とも別居して、寂しい生活を送っていた。
アパートメントの隣の部屋からはビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」が大音量で流れ、インディはうんざり。

そんな中、バジルの娘・ヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)がインディの前に現れる。インディが名付けた子だ。
ところが、彼女に大学の倉庫室にあった「ダイヤル」を見せようとすると、突然、不審な男たちから衝撃される。
それは皮肉なことに、戦後、ドイツからNASAに移っていたユルゲンが放った刺客だった。
ユルゲンは、ダイヤルを手に入れて、「世界征服」をもくろんでいたのである。

大格闘の末、ヘレナはダイヤルを持って逃げ、インディもあとを追って、月面着陸祝賀パレードの喧騒の中、馬に乗って駆け回る羽目に。

そして物語は、モロッコ、ギリシャ、イタリアと、「運命のダイヤル」を追ってインディ、ヘレナ、ユルゲンの争奪戦が続いていく・・・

「インディ・ジョーンズ」シリーズの最終章。
まあ、主演のハリソン・フォードの歳を考えれば、そうなるでしょう。
いままでのシリーズ同様、激しいカーチェイスなどの追いかけっこ、ハラハラドキドキの対決などアクションシーンてんこもり。
まあ、「インディは絶対死なないから」というお約束があるので、安心して見てられます。

でもまあ、映画としては他愛ないですね(;´∀`)。
荒唐無稽なお話がベースですが、今回は、元ナチスのユルゲンが、ダイヤルの神秘のパワーでタイムスリップし、ヒトラーに成り代わって、世界を手にしようともくろむものの、なぜか計算違いで、紀元前3世紀のシラクサの戦いの中に突入してしまって、インディやヘレナは、あのアルキメデスに会ってしまう! というますますトンデモな世界です(;´∀`)。
それにしても、21世紀になっても、映画の物語ではナチスが悪者として登場させられて、ドイツ人もヤレヤレな感じでしょう。
スペインの漁師として、アントニオ・バンデラスも登場しますが、エンドロール・クレジットが出るまで、わかりませんでした。
(7月20日、イオンシネマ大野城)
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