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2023年07月17日10:24

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スペイン北部への旅　⑥

エルシンゴの後、近くのアロという町のホテルに
宿泊。このホテルは修道院を改造したもので、
今回の旅で元修道院のホテルに泊まるのは
３泊目かな。（写真１）

後できづいたのだが、実はエルシンゴはバスクに
含まれていて、僕らは既にバスク地方に足を
踏み入れていた。

バスク地方とはスペイン＝フランス国境を
はさんで、スペインとフランスにまたがる、
大西洋に面した地域だ。バスク語という独自の
言語を持っていて、バスク語はヨーロッパの
（つまりは世界の）どの言語とも似ていない、
不思議な言語なのである。

バスク語は小学校で教えており、日常生活でも
地域の30％くらいの人たちはバスク語で会話
しているとのこと（残りはスペイン語ないし
フランス語）。

（後述するが）バスクは海の幸・山の幸に
恵まれた地域で、美食で有名だ。広くもない
地域だが、多くのミシェランに選ばれた
レストランがある。

バスクに西側に位置するビトリアという町に
着く。他の町と同様に、大聖堂（カセドラル）、
広場、市役所などがある。（感覚が鈍化して
きて、どこにでもある風景に思えてくる。）

ビトリアには小さなトランプ博物館があり、
古い印刷機などを見ることができる。
ここでの昔のトランプは52枚でなく40枚
とのことだ。

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