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2023年05月05日22:17

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『加藤眞悟 明之會』(5月5日 国立能楽堂)・大江戸散歩隊宴会

『加藤眞悟 明之會』(5月5日 国立能楽堂)

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20年以上前、野村萬斎氏のことが大好きで、通い詰めた能楽堂。

当時は狂言だけでしたが、今回初めての本格的な能楽の鑑賞会となりました。

事前に加藤眞悟氏の解説を聞いていたこともあり、初心者ではありましたが、充分に楽しめました。

まさに「腹」の芸能であるのを実感。

どの演目もとても素晴らしく、あっという間に時間が過ぎました。

2時間ノンストップの『芭蕉』では途中3回程、うつらうつらとなってしまったこともありましたが、これも、事前に、「能はアルファー派が出ていて眠くなるのはあたりまえ」というレクチャーを聞いていたので、まあご容赦を、といったところ。

久しぶりに単衣の縮緬の小紋で。

柔らかものは不得手で、この母の小紋も袖を通したのは20年ぶりくらい。
小さな蝶々が飛んでいて、実は蝶々模様はあまり好みじゃないということもあり、おそらく1回しか着ていない。

・・だって、元は芋虫なんだよ?と思うとちょっとねえ・・

でも、久々に袖を通してみると、縮緬独特のしっとりと肌に沿う感触が気持ちよく、蝶々もそれほど嫌じゃなくなっていた。
季節に合わせて、半襟と帯揚げは藤色で。

襦袢も単衣。

帯は洒落名古屋帯で、箔で木とそこに集う小鳥などが描かれているもの。

「芭蕉」という演目に合わせて選びました。

正式な場はやはりどんなに暑くても5月は合わせという掟がありますが、これだけ温暖化が進んでいるのだから、もう五月は単衣で良いのではないかと思います。

会場も、単衣の着物の方が多かった。

能管のKさん、Kさんのお友達、稲毛音楽室の吉岡さん、他音楽家講座に参加された方も何人か、そして甲野先生の奥様もお越しで、ご挨拶。

会場は満員御礼の盛況で、今まではぽつぽつと空席もあったのだけれど、コロナ禍の3年間、ずっと休止だったものが、久々の再開で、このように盛況になった、とのことでした。

「こんな時代、最後に残るのは文化です」という加藤氏の冒頭のご挨拶が心に染みました。

独特の華やいだ能楽堂の雰囲気が居心地よかった。

・・・・・・・・・・・・・・

その後は、夕刻から高校同窓会の活動の一つである「大江戸散歩隊」の宴会に参加。

幹事のHさん夫妻は、なんと転勤で移動した福岡からの参加。

こちらもようやくのびのびと「マスクなし会食」となりました。

後輩の皆様は気を配って、お酒が絶えない様に注文してくださったこともあり、
目の前には、ビール、白ワイン、赤ワインが並んで、豊かな気持になりご機嫌に

思わず「な〜らんだ、な〜らんだ、赤白黄色♪(@チューリップ)」と歌ったら大いに受けた。

宴会も文化だ!

・・・・・・・・・・・・・・・・
どちらも、本当に楽しかったです。
やはり人と会い、話すということがどれほど楽しく、大切なものであったかを再確認した一日となりました。

皆さま、ありがとうございました!

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