はま寿司の「鯖の押し寿司」　

今日の話題はランチで食べる寿司と、回転寿司
「はま寿司」の「鯖の押し寿司」の話。

（１）
回転すしの繁盛ぶりと比べて、街の寿司屋の
空き具合が気になる。僕がときどき行く街の
寿司屋とは（久兵衛やすきや橋次郎といった
高級店ではなく）千円でランチが食べられる
店のこと。

同じ千円を使うのなら回転寿司よりは町の
寿司屋のほうがコスパはいいと僕は思う。
たいていの店では、みそ汁つきの握りランチ
セットが千円くらいで食べられる。
回転すしの薄っぺらいネタと少量のシャリに
比べると、街の寿司屋のほうがネタの厚み、
シャリの大きさで優っている。

そして、これが大事な点だが、回転すし
ではワサビを自分でつけねばならない。
これはアカン！

というわけで、基本僕は回転すしには
行かず街の寿司屋に行くのだが、たまに
回転寿司に行くことがある。

（２）
僕の家から徒歩圏内に回転寿司の大手である
「くら寿司」「スシロー」「はま寿司」が
すべてある。だが行くのは「はま寿司」。

はま寿司の「鯖の押し寿司」が目当てなのだ。
普通のシャリの鯖をのっけた握りは、他の
店にもあるし、はま寿司にもあるが、鯖の
押し寿司（バッテラ）は、はま寿司にしかない。

そして、これがなかなかいけるのだ。しかも
100円で２貫。かの有名な京都の「いづう」の
10分の１くらいの値段！　鯖の厚みもあるし、
シャリとのバランスもいい。

バッテラは関西のもので、関東にはなじみが
なかったもの。それが「京樽」や「小僧寿し」
などにより関東人も知ることとなった。今では
スーパーでも売っている。だが、バッテラを
子どもの頃から食べつけている僕にとって、
そういった店のバッテラはものたりなかった。

その不満を「はま寿司」さんは解消してくれた。