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2021年11月07日01:00

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(告知)白川真理フルートコンサート 

9月には2つコンサートがあるはずだったのですが、告知する間もなく新型コロナ第5波のあおりを受け中止となってしまいました。

まあ、こんな時には焦っても仕方ないから晴耕雨読・・
私にはピピが居る!

と思う様にしなきゃね、とはいってもやはりそれなりに準備を重ねてきていたので、やはりがっくりきます。

でもまあ、めげずに来年の3月26日、久々にコンサートです!
まだ早いのですが、告知すらも出来なくなっちゃうのは、もうやだよう・・ということで。「さんにがろく」と覚えていただければ、と思います。

第6波の余波でこの頃どうなっているかは、本当に不明ではありますが、とにかく一歩を踏み出さないと。

とはいえ、中止になった時の被害が少なくて済むように、今回はチラシチケットは作らず、完全予約制としました。

また、「水月・浮雲」で素晴らしいギターソロを作ってくださった宇高靖人さんがスペシャルゲストとして共演してくださいます。

状況次第でどうなるかわからないのに、あまり沢山練習させてしまうのも申し訳ない、ということで、今回は新作「ウクライナの風」を含む拙オリジナル作品3曲でのご出演です。

「ウクライナの風」は今年の3月からすっかりマイブームになっているビンテージのウクライナワンピースを着て練習している時に出来た曲。

行ったことはないけれど、私の中でのウクライナの大平原を渡る風のイメージです。

宇高さんが、どのように料理してくださるかも、とても楽しみです。

ドリア旋法で作ったので、そのままカノンにもなるし、ポリフォニーでの編曲もしやすい作品。9月のフルートデュオで初演するはずだったものをギターとフルートに。

フルートソロはバロックばかり。
一言でバロックと言ってもその時代も個性も様々な作品です。
制約の中だからこそ生まれる様々な感情を表現できれば、と取り組んできました。
若干ボリューミーですがどうぞお付き合いください。

(感染拡大状況等で時短開催要請が出た場合は、ソロの曲数を減らす予定です。)

ダッラーバコは7月に演奏表現学会で知り合い、偶然帰りの電車が同じだったチェリスト・作曲家のHさんから教えていただき、すっかり気に入った作曲家です。

今回は初代ロットのみ使用する予定です。

通常は100席の箱で、現在はフル入場も大丈夫そうですが、もしかしたら状況次第では50名限定となるやもしれず、その場合は御予約順キャンセル待ちとさせていただきます。ご容赦くださいませ。

ご予約、お問い合わせは私まで!

・・・・・・・

白川真理 フルートコンサート

ゲスト:宇高靖人(ギター)

2022年3月26日(土)19時開演(18時30分開場)
鶴見区民文化センターサルビアホール3階音楽ホール
http://www.salvia-hall.jp/about/#access
全席自由・完全予約制 3000円

(フルートソロ)

・ファンタジー第1番 イ長調
  (『無伴奏フルートの為の12のファンタジー』より)    G.P.テレマン

・パッサカリア(『ロザリオのソナタ』より)          H.ビーバー

・無伴奏フルートソナタ イ短調                C.P.E.バッハ

・組曲第4番変ホ長調BWV1010(『無伴奏チェロ組曲』より) J.S.バッハ

・・・・・・・休憩15分・・・・・・

・カプリチオ第1番ハ短調
(『無伴奏チェロの為の11のカプリチオ』より)       J.ダッラーバコ

・カプリチオ第3番変ホ長調


(フルート&ギター)

・ウクライナの風(初演)               白川真理

・浮雲                       ギターソロ作曲:宇高靖人

・水月




『水月・浮雲』(CD付き楽譜)がアルソ出版より発売されました。
https://www.alsoj.net/store/view/ALFLSU.html?storecd=#.YXrKeprP1PZ
https://www.alsoj.net/flute/magazine/view/1117/4502.html?pageno=2


ご予約、お問い合わせ  karadatoongaku@gmail.com (白川真理)

・・・・・・・・・・・・
写真はバッハのチェロ組曲第4番。

残念なことにバッハの自筆譜は失われていますが、2番目の妻、アンナ・マグダレーナによる写筆譜が残っています。

それにしても、とてもバッハの筆跡に似ています。

こうした手仕事による楽譜を読んでいると、300年前の音楽家、それも巨匠たちと同じ「楽譜」という言葉で通じている、ということの有難さと幸福感が湧いて、ついつい顔がほころんでしまいます。
改めて考えてみると300年前と同じシステムの楽譜が今も使われている訳で。

様々な版が出ていて、夫々に説得力もありますが、やはり、基になるのはこの楽譜。
モダンフルートの特性も活かしたいので、この通りではない、いわば自分用の版を作る訳ではありますが、尊重すべきところは尊重したい。
こうした作業もとても楽しいものです。



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