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2020年06月15日11:19

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コロナ噺


鎌倉ちょっと不思議な物語 第419回 &蝶人狂言綺語輯&バガテル―そんな私のここだけの話第341回


コロナ禍によるダメージは当地でも大きく、私の好きな蕎麦屋の「竹庵」が閉店したり、イタリアンレストランの「」がランチサービスなどで苦闘しているようですが、ようやっと図書館や学校も再開され、新しい日常ならぬ古い日常を取り戻しつつあるようです。

小町通りや駅前にも徐々に人影が増えてきましたが、それらの大半は住民で、国内以外からの怒濤の観光客、とりわけ傍若無人な中国客が少ないのが救いです。

さてこのたびのコロナ騒動によって、世界的には大国主導のグローバリズム、国内的には専制的な中央政府の統制に亀裂が生じたので、一国完結主義と地方権力の一時的な隆盛がもたらされました。

この国では、一方では権力者が「新しい生活」という名の体制翼賛新秩序を宣布して令和ナショナリズムを強化したものの、他方ではいっとき江戸時代のような鎖国と藩主導、藩完結の政治経済社会体制を取り戻したのでした。

そしてこの時ならぬ鎖国は、中央政府の無為無策と版図内の各藩藩主の統治能力の違いを際立たせることにもなったので、コロナを奇貨として中央からの離反や独立を企図し、妄想する藩主まで生み出したのでした。

たまたま本日の外電は、黒人虐殺に抗議する住民が、米国ワシントン州シアトル市の一部で「自治区」を誕生させたと伝えていますが、こういう脱既成公権力の動きは、コロナ後の全世界で一層あらわになっていくのではないでしょうか。

  神さんがあるひとはつよいなあステージ4でもしっかりいきとる 蝶人


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