10日も猛暑。
新百合ヶ丘にある昭和音大にて演奏表現学会でした。
「バッハにおけるカンタービレ」
という、大好物のテーマ。
色々と具体的なサンプル演奏を聴き比べて、というのも面白かった。
場所も音大の校舎だったこともあり、ちょっと学生時代に戻れたような楽しさもある。
この学会の良いところは、さわやかな風通し、というところか。
自説に拘り主張するための論旨ではなく、よりよい演奏をするための論旨だからだろう。
大好きなロザリン・テューレックの名前を聴けたのも嬉しかった。
以外にピアニストでも知らない人は多いから。
大きなフレースを演奏するための具体的な定義とか、アウフタクトの処理方法とか、バロックダンスにおける踏み出し、プリエのより深い意味とか、なんだか、求めていたものがみんなここにある、という宝箱みたいな学会でした。
大学内にあるイタリアンレストランで懇親会。
雰囲気もよく、お料理もお酒も美味しかったです。
ログインしてコメントを確認・投稿する