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2019年04月30日01:15

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4月20日(土) 午後  グランドナイルタワーホテル

考古博物館の後は、船で昼食。

え?また船?

と思ったのは私だけではない・・

羊のケバブのようなお料理が出ましたが、周囲には不評。
船の格も、今まで滞在していたものよりは、ちょっと落ちて、うらぶれた感じ。
でも、外は良いお天気で、気持ち良い。

その後バスで、最後のホテル・グランドナイルタワーホテルに。

急に東京に戻った錯覚が起きるような近代的で豪華なホテル。

でも経営者がクゥエート出身に変わったとのことで、アルコールが一切ない、という徹底ぶり。

高層階から見下ろす景色も素敵でした。

でも、ここには宿泊するのではなく、出発までのひと時、疲れをいやすための数時間の滞在。

それでも、お湯に浸かってゆっくりと眠って、リフレッシュすることができたのはありがたかったです。

お腹の具合はさらに悪くなり、ほとんど何も食べられなくなってきましたが、デザートに久々に見るミルフィユ。

思わず手を伸ばしましたが、あまりのパイの硬さにびっくり。
クリームは、まあまあの美味しさでしたが、あのパイをナイフとフォークで分解するのは不可能。
文化の違いに一番驚いたのが、このミルフィユだったかも。
うっかり齧ると前歯が折れそうな硬さでした。

帰りの飛行機も満席とのことでしたが、これまた隣の席が空いていて二人で3席使えたのでありがたかったです。


機内食も全てパスしたので、帰宅した時はスッキリで、むしろ疲れは軽減していた感じ。

結果、エジプトデトックスということになりましたが、ほんの1キロ減っただけ。

ようやく治ってきていますが、変化したことがいくつか。

不調で、ずっと様々なサプリ頼みだったのですが、なんとなくお腹を壊していると、サプリも負担になる感じがあったので、やめてしまったこと。

辞め時を探してもいたので、これは良かった。

またどうしようもなくなったら頼るとしても常に、というのはあまり良い気がしていなかったので。

そして、歩くことや、階段を使うことが苦ではなくなったこと。

これは、もちろん、沢山歩き回って、身体が活性化した、ということも大きいと思うけれど、ペタンコブーツにビルケンシュトックの中敷き効果も大きいかも。

そして、エジプトで一番感じたことは・・

自分の小ささ。

ともかく「大きい」のスケール感が違う。

なんか、ちっちゃいことをチマチマやって生きているんだなあ、としみじみ。

それが情けないとかいうのでもないし、急に謙虚に、というのとも少し違うのだけれど、所詮、小さいんだよね、と思うことは一種の穏やかさというか、平明さをもたらしてくれて、これまた少しほっとしています。

買い物はあんまりできなかったのですが、良い旅でした。

お腹と共に、物欲もデトックス出来ればよかったのですが、そのあたりは、まだまだ根深いようで・・





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