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2018年08月23日08:16

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日本にあって外国にはない　⑨優先席

日本の電車、地下鉄、バスには、ほぼ100％高齢者、
身体障害者、ケガの人、妊婦の人たちのための
優先席（priority seat, courtesy seat）がもうけられている。

意外と思われるかもしれないが、海外には多くない。
僕の知っている限りでは、ニューヨークの地下鉄、
サンフランシスコのバス、ロンドンのバスくらいか。

しかし、よく考えてみると、欧米などでは、ハンディを
持った人たちに席を譲るのは“当たり前”のことなので、
あえて特別に席をつくるという発想がないのでは
ないだろうか。

残念ながら、優先席で若者たちがすわり、お年寄りや
妊婦さんを見かけても席を譲らないシーンをよく
見かける。

僕なんか高齢者ではあるけれど、重そうな荷物を
もった高齢者を見かけると、席を譲る。老老介護
みたいだけれど。

その一方で、大手飲料メーカーは缶入りのビールや
発泡酒、チューハイのプルトップ部分に点字を
つけたりしている。目の不自由な人がアルコールを
他の飲料と間違わないようにという配慮のようだ。
点字ではアルコールの種類に関係なく「おさけ」と
表示されているとのことだ。

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