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2018年03月15日08:01

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★洋ちゃんの読観聴 No. 1259

★洋ちゃんの読観聴 No. 1259

映画 「15時17分、パリ行き」                   

クリント・イーストウッド監督の最新作。

これは2015年に起こった実話である。
アムステルダムからパリへ向った列車内で、テロ事件が
起こった。乗り合わせた3人のアメリカ人の若者たちが
協力して犯人を抑え、大量殺人になったかもしれない
事件を未然に防いだ。

この3人は中学時代からの親友どうし。3人とも
劣等生で、いつも校長室に呼び出され叱られてばかり。
この3人は戦争ゴッコが好きだったが、それが興じ
3人のうち2人は実際に軍人になった。

そして3人は休暇を使ってヨーロッパへ。イタリアから
ドイツ、そしてオランダへ。最終地はスペインだが、
その前にパリへと向う。

3人の中学生時代をかなり描いているが、事件だけ
だと短すぎて映画にならないと監督は思ったのだろうか? 
あるいはダメな人間であっても正義感を持ち続け、
いざというときの勇気があれば社会に貢献できるのだと
言いたかったのだろうか?

イーストウッド監督は多くの名作を製作しており、
そうした作品群に比べると見劣りすると思う。

だが、この作品の注目点は、この3人が俳優でなく
本人たちであることだ。これには驚いた。

本人たちだから自分たちの経験を再現すればいい
だけと思うかもしれないが、それは違う。演技は
簡単でない。かえって意識してしまってうまく演じ
られないのが普通だろう。彼らの演技はまるでプロの
ようだ。あらかじめ知っていなかったらアマチュアだと
僕は気がつかなかっただろう。

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