日本最後の大型映画館、日本劇場が2月4日にとうとう閉館となります。
思えば、この劇場にはずいぶんと通ったものです。
「ゴーストバスターズ」「ネバーエンディング・ストーリー」「ターミネーター」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「コマンドー」「アンタッチャブル」「ロボコップ」「ダイ・ハード」「ジュラシック・パーク」「ライオン・キング」「ケープ・フィアー」「スピード」などなど、もう、ここで観た作品名を挙げ始めたらきりがありません。
特に、70mmの大スクリーンで、初日初回に観た「ダイ・ハード」の興奮! これはもう、一生もんの思い出ですね。
最高の超大作を、最高の環境で。
日本劇場で映画を観るというのは、まさにそういうことだったのであります。
そんな場所がとうとうなくなってしまうわけですから、その最期を見届けておかねば。
そう思って、「日劇ラストショウ」の初回、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」上映に足を運んできたのでした。
・・・うーん、なんかおかしいぞ。
新宿ミラノ座のラストショウみたいな熱気がない。
そもそも、「バック・トゥ・・・」のような人気作の上映なのに、7割くらいしかお客さんがいないって、どういうこと?
館内デコレーションみたいなのも全然なかったですね。せめて、過去の上映作品のポスターや公開当時のプログラムの展示くらいしたらどうよ?
劇場側にも観客側にも「これで最期なんだから、盛り上げよう!」という雰囲気がないのが、私にはとても残念でした。
ログインしてコメントを確認・投稿する